『雑感』

稀に更新します。

吉谷彩子と帝王賞にイッテミタイ。

 

 

フリオーソボンネビルレコードの叩き合いから約10年。大井競馬は春の総決算・帝王賞を迎える。
今年はGI馬7頭を含む15頭が揃った。その予想…ではなく、先ずは一人の女優について書きたい。

 

川栄李奈藤田ニコルと共に2018年度の大井競馬場イメージキャラクターを務める吉谷彩子。
TBSドラマ「陸王」で注目を集めた彼女は、人材登録会社「ビズリーチ」のCMでも知られる。癖者俳優の本田博太郎(ウパー!)と菅田峻を相手取り、人差し指を立てるポーズをする彼女の芸歴はとても長い。

youtu.be 「へぇ~そんな経験(北京原人役)が…」

 

吉谷の出演作でよく覚えているのは、金子修介がメイン監督を務めた「ウルトラマンマックス~第20話 怪獣漂流~」。今や「相棒」シリーズを委ねられる脚本家・太田愛による珍しい怪獣コメディ回だった。

居眠り怪獣クラウドスに翻弄される"とある4人家族"の娘を吉谷は演じており、演技は子役のそれだが、劇中・吹奏楽部とウルトラ警備隊を鼓舞する彼女の目つき、目線、目力は他の子役と一線を画していた。

 

年月が経ち、2011年公開の映画「Lost Harmony」で数年ぶりに"再会"した彼女は、更に進化していた。
複雑な関係を抱える合唱部の女子高生7人が、山奥のコテージで恐怖体験をする"The B級ホラー"作品。

ハッキリ言って怖くない。鈍重な上に中盤以降とっ散らかり、散らばった伏線は回収し切れていない。
台詞も寒く、陳腐な感情表現が並び、広瀬アリス高畑充希という若手女優のいわゆる"叩き台"だった。

youtu.be とにかく高畑充希が抜群に上手い。当たり前だけど…

 

そんな「Lost Harmony」冒頭は、吉谷彩子の顔アップで始まる。死にかけた蛾をジッと見つめている。
次の場面で主人公の広瀬アリスが声をかけると、彼女に目線を映す。この目力と顔つきが抜群に良い。

ふんわりと意識的に演じていない分(意識的なら尚恐ろしい)自然な表情変化をするから、美しさが増す。
キラキラ笑顔を振り撒く広瀬と対照的な演技であり、彼女の親友役として"意味のある演技"に見えた。

 

本作で恐怖体験をする女子高生7人はさながらアイドルグループ。広瀬と吉谷の百合な関係性を中心に、2人と距離がある"第3のセンター"高畑充希が、段違いのキレキレ演技で掻き回す。"4人目のガヤ"として主演女優を補完する伊藤沙莉も安定感があり、国内の映像作品にかかせない片鱗が垣間見える。

吉谷の技巧派とも天才とも違うが、自然な表情変化と完璧過ぎない"ほつれ感"は評価されて良いだろう。アニメ版「謎の彼女X」でヒロインを演じた際は、入野自由ら声優陣と異なるアプローチで挑んでいた。
過去作「TENBATSU」もB級ホラー作品だが、やはり彼女の素っぽさが、自然派な感じで良かった。

youtu.be これはわざわざ見なくても良いと思う…ニコ動に有料である模様だが。

 

この点は、同じく大井競馬場のイメージキャラクターを務める川栄李奈藤田ニコルにも通じそう。
3人とも自然体だ。川栄は言うまでもないが、藤田は時代劇研究家の春日太一氏も絶賛していたりする。
TCKトゥインクルイッテクル」のCMは賛否あるそうだが、個人的には演者に注目して欲しいところ。
 

youtu.be CMの内容(特に帝王様?)とエキストラの演出には言いたいことあり。

 

そんな感じで、3人が来場する帝王賞の予想も書き記しておく。朝方に降った雨が、妙に気がかり。

馬場改修後の大井は全く追えていない。露骨な重たさ・罠は解消されたが、天候による変化は激しい。
レースを見る限り、良馬場に回復するなら上級戦は"基礎SP+持続力"勝負か。位置を取り、息を入れて、再加速をする形が望ましい。淡白な先行馬は余力欲しい。極端な差し馬は追走力と距離感が問われる。

インは乾きかけの割に…それでも「悪いことはない」気がする。但し直線・外を選択する騎手は多い。
散水しても、重賞級は大きく変わらないはず。残り1Fは時計が掛かっており、外回りで逃げ・先行馬も残っているが、前傾ラップ(それこそ重賞)になった場合、中途半端な末脚では垂れる気がしてならない。

 

 

帝王賞
アポロケンタッキー
ケイティブレイブ
テイエムジンソク,ゴールドドリーム
△オールブラッシュ,リッカルド,サウンドトゥルー

ケイティブレイブテイエムジンソク。共に「ハナにこだわらない」とはいえ、後手に回りたくはない。昨年と同じ内条件だが、馬場質・精神状態の異なるケイティは(地方未経験のテイエムよりは)良いかも。
オールブラッシュは緩い展開を欲す。ヒガシウィルウィン、リッカルドも臆せず好位を取りたい。再加速勝負は得意だが、前半速い⇒中盤緩むのはゴールドドリームに好都合。時計が出る条件で攻め切れるか。

アポロケンタッキーは間隔を開け、勝てる条件に的を絞ってきた。昨年度と馬場傾向が異なる点は良い。近2走は(鞍上の好判断もあるが)力を出せている。勝ち馬こそ交わせていないが、後続は完封しており、今回は発馬も期待出来そう。緩い展開になっても、ロンスパ戦に持ち込めば問題ない。外過ぎなければ。
ケイティブレイブは発馬次第。昨年と様相が異なる分、ある意味「参考外の勝ち方だった」としておく。南関東では促して先手を奪い、アポロK以下を完封出来ている。実力上位は間違いない。休み明けだが、追い切りは(悪条件を考慮すると)上々。中間乗り込まれている証拠か。杉山厩舎にG1タイトルを。

テイエムジンソクの近2走は息入らず最後伸びずの大敗。スッと先手を奪い、息を入れて再加速する形が望ましく、馬場傾向に合致している。誰も行かないなら儲けの幸い。"魔の残り1F"を粘り込めるか。
同じく血統的には「淡白な先行馬」だが、リッカルドも楽しめそう。近2走は(完勝も)出来と競馬ぶりは微妙だった。3走前がベスパフォ。故に距離延長が課題となる。近走時より追い切りは格段に良い。
ゴールドドリームも残り1F勝負。気性面と発馬は予測不能。右回り延長で位置取りも変えてくるはず。

サウンドトゥルーの鋭い末脚とエンジンの掛かり遅さは相変わらず。緩い流れ⇒ロンスパ戦が望ましい。気性面と馬体を見て(川崎記念の時は微妙だった)決めたい。オールブラッシュも工夫次第で盲点。

 

 

おまけ

大井7R  吉谷彩子がアイニクル賞:◎サンレイウインザー
マイネルインペリオ赤岡&内継続、ジェミニライブラ藤本&内替り、サンレイウインザーとアマラントスが格上&同条件で、火曜6Rの様なスピード先行決着は無さげ。(バンダイクブラウンは金沢帰ってこい)
ジェミニR、アンジェリコ、ブライティアベルを狙いたい。騎手的には西くんだが…持ち時計がアレ。
ドスロー展開or外々回さなければ、サンレイウインザーの上がり性能は通用しそう。アマラントスの方が地力はある。ラフメイカーが届かない…と見せかけて、届かなさそう。ヤマイチサンライズが事故案件。

 

大井6R 川栄李奈がヤッテクル賞:◎マグナムバローズ
先行馬不在。上がり勝負になりそう。ウィン(叩5)とエターナル(内枠)の大敗組は見直せそう。とはいえ、マグナムバローズが真面なら強い。クローヌドフルールは叩2延長。転厩は「正解」だと思う。マジで。

 

大井10R 東京ウォーカー賞:◎ヴィゴローソ
先行馬揃った。差せる馬で勝負したいが、ゼロワンチャンプやクートネイは外差し損ねそうで怖い。
ヴィゴローソで様子を見たい。昨年大敗時と馬場は異なり、延長策で位置取れそう。レッドウルルも良さげな馬だが、いまいち掴めていない。モズキングタイドは人気薄だが、立ち回り一つで面白そう。

 

大井最終はミラクルウイングやウインプライズが差し込む展開を期待。ファクターを利用したい感じ。
吉谷彩子に会いに行けないが、帝王賞の表彰式で大畑と並んでいる姿を想像したら…なんかムカつくな。

とにかく吉谷彩子と帝王賞に注目して欲しい。