『雑感』

稀に更新します。

2017年度の金沢競馬を振り返る~②金沢1700m戦のまとめ~

 

 

某深夜番組で流行の女子高生メイクを司会者が強く貶したため、ネット上で物議が醸されているとか。

元々"悪意"をウリにした番組。素人をイジる低俗さがウケており、過度に目くじらを立てる必要もないですが、女子高生は「お前のために化粧しているわけじゃない」ですし、必要以上に紛糾するのも無理は無さそう。
この論争に首を突っ込む気はなく、とはいえ"男子の考える女子の化粧"問題は根深いなぁ…と感じたりします。

メーク、髪型、衣装は全く異なりますし、スキンケアとメークも当然違いますし、褒めれば良いものでもない。
ジェーン・スーさん(コラムニスト)も著書などで仰っていますが、相手の自意識を忖度しつつ、適当な距離感を保ちつつ、余計な口出しはせず。薄毛・陰茎と類似した敏感な問題であると、念頭に置いておきたいですね。

 

 
さて、17年度の金沢競馬まとめ。第2回は金沢1700m戦に関するデータを。

ある程度傾向を押さえておけば、金沢攻略に一歩近づく距離設定じゃないかと思います。
フルゲート12頭。後半の上級条件に番組が組まれて、少頭数の割にオッズが偏らず、
高配当も狙える。
17年度は(昨年より4戦減少)全43戦が施行されました。うち21戦で"万馬券"が発生。当たると跳ね易いかも。

 

コースの特徴は言うまでも有りません。
平坦小回りコースを1周+少し。スタート地点が3角奥。直ぐに4角~直線を迎えます。
発馬⇒正面スタンド前に至る前後でほゞ隊列が形成。向正面~3角辺りから、各馬仕掛ける形になり易い。直線距離が短いですし、長く末脚の使える先行馬を重視しつつ、内枠の差し馬or逃げ残れそうな人気薄を狙う予想がオーソドックスかなと。
巷で"内枠有利(外枠不利)"と言われる一方、データ上は外枠の好走率も悪くなかったりします。ところが…

去年と今年の枠別成績を比べると、その傾向が大きく変容しています。

f:id:beggaman:20171231134131j:plainf:id:beggaman:20171231031041j:plain 複勝率も去ることながら、連対率の差が如実。17年度は「内枠有利」かつ「外枠不利」でしたね。
16年度は馬場改修の影響を受けて、時計の掛かる馬場が続く。物理的に距離損は(内枠に入った方が)少ないし、この年(16年度)が「アブノーマル」という見方も可能ですね。17年度は物理的有利+馬場の恩恵を受けたため、極端な成績になったと考えられます。シーズン中、何度も馬場改修は行われているのですが…

 

上位入線馬の脚質を比較すると、47戦中37戦で逃げ馬が複勝圏内に入る。これも16年度と異なる傾向。

f:id:beggaman:20180101133403j:plainf:id:beggaman:20171231030619j:plain 先行馬(2,3番手追走)の上位入線数が減り、内枠に入った馬の"漁夫の利"差しが決まっている印象です。
内枠(1~3枠)16勝中7頭が差し馬。その代わり単勝回収率は100%を超えず、"ベタ買い"で儲けるのは難しい。昨年の夏場以降だと、内枠の過剰人気も目立ちました。個人的には「逃げ(そうな)馬+(内枠の)差し馬」セットを意識して、買い目を考えると良い気がします。厳しい展開になっても、ソコソコ強い先行馬は残っていました。上位入線馬の前走脚質に関しては、後日精査したいと思います。突出した数字は出ないかもしれませんが…

 

それから、騎手別・厩舎別成績を簡潔に。

f:id:beggaman:20180102042856j:plain※金沢1700m戦(17年度)
青柳騎手(5勝)が総合トップ。全て先行馬によるもの。栗原騎手が同じく5勝。(3着2回を含めて)全て4枠以内。
次点の中島騎手(4勝)も同様ですが、馬場に逆らわない騎乗が功を奏している気はします。若手騎手の台頭は「真」か「偽」か。いずれにせよ、18年度は(塚本騎手と柴田騎手含め)若手騎手の飛躍に期待したいところ。
リーディング首位・藤田騎手(2勝)は上位に顔を連ねず。一方、吉原騎手は差し馬で3勝を挙げる流石っぷり。

 

厩舎別だと、安定の金田厩舎【12・8・9・41】連対率29%,複勝率41%,単回率63%,複回率90%。
5番人気以内で抽出した場合は【12・8・8・23】連対率40%,複勝率56%,単回率89%,複回率126%。特に去年は良かった。次点の中川雅厩舎も陣営内の戦略(入れ替え,園田・小松との連携etc)が上手く噛み合っている印象。

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あまり血統面では面白いデータが取れませんでした。

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チーフベアハート産駒の4連対は全てタツミリュウアドマイヤドン産駒の2勝は全てメイジンによるもの。
馬場別orペース別に抽出すると成績が大きく異なるのかと思いきや、そうしたこともなさそう。
メイショウボーラー産駒と母父タイキシャトルが活躍している辺りは"スピード重視"の金沢らしいですね。

 

今期は「逃げ馬」+「内枠に入った差し馬」の好走に尽きます。
来年度はどう変わってくるのか?

 

最後に17年度行われた金沢1700m戦の好タイム&高水準レース一覧を。

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昨年と比べて、約0.5~1秒近く速い時計が出ています。

住吉大祭特別はトウショウプライドが逃げ切る。正面前~向正面にかけて大きく緩み、自分の形に持ち込んだ。少し時計の掛かる馬場で、次を見越した余裕のレース内容。但し離れた2着以下の内容は平凡に映る。

とも旗祭り特別はトウショウフリーク。移籍初戦を逃げ切った。良馬場発表とはいえ、雨の影響が残る条件。
時計自体は出ていた。気性面に課題が残り、それが響いたのか百万石賞は敗退。夏過ぎに登録抹消される。

輪島大祭特別はタツミリュウが逃げ切る。序盤からクランキングアップと競り合い、早目に突き離した。散水の影響もあったとはいえ、少し速い時計が出る良馬場。逃げると強いが、後手に回ると脆い馬。次走も様子見。

中居キリコ祭り特別は速い時計の出る条件下。勝ち時計自体は普通より良い程度ですが、超スロー&直線一気で差し切った内容は悪くない。グルームアイランドが素質の高さで水準以上の走りを見せました。

ほうらい祭り特別は(白山大賞典前に行われた)大規模な砂補充の影響で時計が掛かる馬場条件。先行馬が揃って競る展開になり、ダラダラと脚を使えるトニーポケットが最後にバテ差した。タフな条件+厳しい展開は合う。

10月8日・B級22組。リノサンスが好スタートから先手を取り、自分の競馬に持ちこんだ。中盤にかけて外目を走る先行馬に突かれて、中盤が大きく弛んでいない。時計の出る馬場だったが、同日・A2級戦より好内容。

HBA組合長賞はバルタンセージが休養明けを難なく熟す。スッと先頭に立ち、淡々と流れて馬群縦長の展開。追いかけた組は脱落し、直線追われてからフワッとしたが、余裕の6馬身差。来期は重賞戦線を掻き回しそう。 

金沢ヤングチャンピオンも(2歳戦では)好時計。淡々とシオジスターが逃げて、好位からノブイチが差し切る。勝ち馬は切れ味こそ優れているが、基礎SP&気性面に課題。2着馬は逃げないと脆い面が課題。以下は並。

 

来年度の注目馬… ヤマミダンス バルタンセージ シオジスター ノブイチ
勝ち馬の中だと、この4頭を挙げたい。次点がリノサンス、フランチャイズ、ディアグリスター。
その他だと、メイカーズムービーとオイヌサマも立て直すことが出来れば、もう少し戦えると思うのですが。

そんな感じで、次回は金沢1300m戦のデータをまとめます。