『雑感』

稀に更新します。

『アウトレイジ 最終章』を見てきたお話と10月8日(日)の金沢競馬 予想

 

 

映画『アウトレイジ』は、監督・北野武が自らと向き合い苦悩し続けた末に誕生した作品だと思います。

その続編となる『アウトレイジ ビヨンド』は、往年のヤクザ映画を娯楽活劇の形で再提案してくれました。
任侠映画とは異なる、ドライな描き方。実録映画とは異なる、イメージし易い日本のヤクザ。それでいて1作目では暴力の応酬、2作目では罵倒の応酬に心地よさを感じます。緻密なストーリー構成じゃ無い点も大事で。
故に『~ビヨンド』は血生臭い抗争を軽やかに楽しめる。次作『龍三~』も同様にあったと認識しています。

遂に完成した『アウトレイジ 最終章』は、そうした自らの作品にも「ケジメをつけた」様な気がします。

youtu.be

物語の主軸は関西ヤクザの抗争(それに介入する別組織,警察など)ですが、主人公は紛れもなく大友(たけし)。
そして、大友の恩人である韓国フィクサーの張会長。本作の文脈から二人の関係性を読み取く必要があります。自らの死に場所を探して彷徨う生き霊、それに救いの手
を差し伸べる構図が物語全てを包み込みます。

息苦しい現代社会の中でも、特に息苦しさが蔓延している闇社会。その情けない有り様を上手く描けている。
過去のたけし作品を踏襲した演出や、相変わらずの台詞回しも面白いですが(特に今回は笑いが強調される)。
前作のように楽しい作品や現実的な作品を期待した人は(目新しい暴力描写もなく)落胆していそうです。
個人的には『TAKESHIS'』から続く別次元の自分との向き合い方に「けじめをつける」姿勢を感じました。

ヤクザであった故の"不幸"に苛まれる大友。対して、ヤクザ風であった故の"不幸"な連中が、今回の敵役である大杉漣ピエール瀧。やはり大杉漣という俳優の使い方を熟知しているのは、たけしさんだなと。
そして、大友が日本に戻ってまで「つけたいケジメ」とは何なのか。この辺りは劇場で確認してみて下さい。
寂しくも壮大な済州島ロケも圧巻。良いところも、悪いところも、前2作以上に「北野映画らしい」作品です。

 

 

 

さて、金沢競馬は白山大賞典が終わり、終盤戦へ。馬場に関しては、多少"インチートが緩和"されました。
砂補充の影響だけでなく、競馬カナザワの大川記者のブログによると「いつもと違った作業」が行われたとか。

plaza.rakuten.co.jp 砂の洗浄でも入れ替えでもなく…とはいえ、冬期には改修を期待出来そう。

そうした情報が一切発表されないのは残念ですね。日々のプレスリリースの徹底が信頼回復に繋がります。
実際レースでも、内埒沿いに競走馬が殺到する光景は見られなくなりました。

f:id:beggaman:20171008045556j:plain
基本的に「内有利」は変わらず。埒沿いが少し重くなって、外先行馬&捲り差し馬の好走も増え始めました。
とはいえ、逃げ馬が力を出し切ると外2,外3は容赦なく潰される。上級条件では同型の地力が問われそう。
馬場傾向に沿って成績を残してきた馬は苦しい結果になるかもしれません。その逆にも注意が必要でしょう。
後は週末の降雨を受けて、馬場の乾き具合を見たいです。特に火曜は"田んぼ状態"の向正面が気になります。

 

この時期。転入馬の取捨選択は難しいですね。多少なりと好走遍歴のある馬ならまだしも大敗組は厄介で。
更に今開催はB1級,B2級,C1級が"近3走賞金順"で区分けされる特別編成。メンバー構成が実力拮抗となります。
…あくまで、建前上は。要するに埒沿い有利の馬場で好走してきた馬が、少し格上の面子と手合せすることに。
出馬表の成績上では拮抗したメンバー構成故に、果たして馬券が売れるのか。心配な面は多々ありますね。

 

 

金沢1R:◎リボンナイト
⇒出走馬の大半を転入組が占める。しかも殆どの馬が大きな着順を取り続けている。1,4,5辺りが先行するか。
転入初戦のリボンナイトは門別で活躍する半弟に続きたい。小柄な馬で筋肉量と足元に不満も、基礎SP自体は通用しそう。クインズシルエットも末脚は確かなもの。ウインアルディーは素質十分も乗り難しいだけに…

 

金沢2R:◎エケッコ
⇒再度外枠に入ったブリリアンレター。テンエイハヤブサとエケッコの位置取り次第も転入馬の力は未知数。

エケッコは内枠&相手軟化になるが、(前走を見る限り)再教育は必要不可欠。中島騎手も無理はしないだろう。先手が欲しいブリリアンレターは、テンエイの出方重要になりそう。後はモードザナゲットも素質馬。

 

金沢3R:◎アクロスザシャイン
⇒ハクサン馬2頭に対して菅原厩舎4頭出し。イノレンジャーとワンダフルセンスの騎手配置は気がかり。

そろそろアクロスザシャインの順番に期待。近2走は消極策を取らざるを得ない面子だった。ハクサンステラは(ブルーフライがいる以上)外先行策で未知数。良化傾向にあるワンダフルセンスとの兼ね合いになりそう。

 

金沢4R:◎ヤマチョウマグナム
⇒ベルウッドルイスは間隔を開けて、ヤマチョウよりも内枠に入った。近2走と同じ作戦が通用するかは鍵。

ヤマチョウマグナムは好調続く。近2走は相手も悪かった。比較的先手を奪い易い面子で上手く出し抜きたい。良血サンキューゴッドは近2走とも内⇒外差し。やはり同じ作戦が通用するか。逆に8枠勢は変わり身も?

 

金沢5R:◎マダムストーリー
⇒この面子ならサノノジャングルも先行出来る。ヒロノオンリーワンに外からマダムチェロキーが絡む構図。

マダムストーリーは叩き2走目になる。ヒロノより外だが、前走よりは内。無理は出来ないが、持ち前の底力で補えないか。ビオンデッツァは大きく後方に下げない形で"漁夫の利"を狙う。次点がサノノジャングルと。

 

金沢6R:◎ジャジャ
⇒前走上手く立ち回ったプラクティス、緩い流れを外押し切ったパワーズオブテン、共に短距離適性を感じる。

フィーユフルールだと面白くないので。ジャジャは逃げないと結果を残せていないが、淡白な馬なんだと思う。1300m戦なら基礎SPを出し切るだけの競馬が通用するかも。プラクティスが強いのは百も承知で期待する。

 

金沢7R:◎スマッグフェイス
⇒この中だとクーロゼは速い。アトムフェニックス、ワタシガンバルネ、スマッグフェイスと先行馬が揃う。

そのスマッグフェイスは好調続く。前走からも気性面に不安があり、鞍上の操縦力と新味に期待したい。ココホレワンワンは早目押し上げる競馬で好走続ける。ここも展開一つだが、速いペースだと追走面で苦労しそう。

 

金沢8R:◎ロードアルタイル
⇒金田厩舎3頭出し。ナスヤマブキが先手を奪い、アレグロイモンが続き、ミサワゲーリーが控える。

ロードアルタイルが戦い易そう。仮に緩んでもミズーリスカイやガッテンキャンパスが捲るはず。内⇒外差し。
とはいえ、ミサワゲーリーなんかは緩い方が良いかもしれない。やはり金田厩舎が存在感を見せてきそう。

 

金沢9R いしかわスイーツ博賞:◎バトルオサンナ
⇒ニホンピロフィート対リカセンス。メアリーローズも先行争いに加わりそう。アラカントとジェイケイステラは難しい展開になる。セブンフォースやバトルオサンナの仕掛け所は鍵を握りそう。どちらの展開に転ぶか。

3歳馬の新味に(特に8枠の2頭に)期待したいが、セブンフォースとセンノギモーヴが物理的に邪魔な予感が。
リカセンスだと面白くないので、バトルオサンナで。ある程度作戦は練ってくるとみているが…

 

金沢10R 金沢きもの小町特別:◎イェーガーオレンジ
⇒イェーガーオレンジは「見事にも」前走出し抜かれた。今回もトウショウアパッチらが包囲する構図。久々にA級の1700m戦。(面子的にも)吉原替わりのラストノートを狙いたくなるが、そう上手く差し込めるのか。

☆イェーガーオレンジを信頼したい。苦しい流れを差し込まれた相手は"元北海優駿馬"。それ以外は完封している。状態面と距離延長を克服する必要があり、2頭の僚馬を擁する今回こそ、転入の足がかりにしたい。
☆メイショウアカタマと米倉騎手が厄介な存在。カトリーヌスリジエとチェリートレジャーも展開一つで。

 

金沢11R:◎イザナイ
⇒何故1700m戦が続く。一先ず、リノサンスが速そう。イザナイの交代は(前走失策とはいえ)吉と出るのか。

ここも面白いメンバー。逆に言えば、イザナイは盲点になると見た。前走は鞍上の失策。本当は継続なら…
パープルパルピナとナムラジョフレも内枠の方が良い馬。本来の競馬で着順を上げられそう。

 

 

おまけ
毎日王冠

マカヒキ
ソウルスターリング
サトノアラジン,リアルスティール
△グレーターロンドン,ヒストリカル,ダイワキャグニー
少数精鋭。好面子で末脚勝負を期待。最近「右翼宣言」をされた(?)立川志らく師匠にもリプ送った手前ねぇ。
マカヒキには「マイルで活きてもらわないと」困りますと。最も春期は敗因が明確でした(仏遠征するから…)。
ソウルスターリングは厳しい相手関係になるが、状態面も含めて適条件な感じ(秋華賞よりも)。捌き方次第。
サトノアラジンリアルスティールは末脚の使いどころが重要になる。共に前半溜めてくるはず。
グレーターロンドンは"在厩"と"母系"が気がかり。ダイワキャグニーは機動力と底力で格上馬を出し抜くか。

 

テレビ静岡賞:◎ペプチドウォヘッド
レッドゲルニカは通過点だと思いたいが…休み明け&外枠。ダ1600m戦よりダ1400m戦の方が良いと思う。
コロマンデルとか、プリサイスエースとか、末脚堅実な馬が揃った感。ディーズプラネットは鞍上がねぇ。
そんな感じで、ペプチドウォヘッド。叩き2走目&外枠実績条件&ルメール替わり。ブラインドサイドと迷った。

 

鷹巣山特別:◎ジークカイザー
ジークカイザーの成長を見たい。アルミレーナ、ボーダーオブライフも同様に。
実績最上位はサーブルオール。出来が読めない。サバイバルポケットかニシノアップルパイの出し抜きに期待。
ルネイションは田辺騎手だが、人気なら軽視する。外枠だとリスクが大きすぎるかと。

 

清滝特別:◎スズカメジャー
お馴染み"高速条件&位置取り&切れ味"の清滝特別も道悪施行。母父ボストンハーバーが断然人気と。
素直にスプリングマンボから。能力的にも(菊花賞で人気吸ってもらうためにも)岩田騎手の4勝目に期待。

 

オパールS:◎ソルヴェイグ
とはいえ、逃げるのは勘弁願いたい。多少強引でも能力で誤魔化せる気はするけど。
厄介なのは武豊イッテツかなと。フミノムーンは内枠の方が良いと思う。ダイシンサンダーも同様に。