『雑感』

稀に更新します。

レディスプレリュード 17年 予想

 

 

内館牧子のオリジナル脚本で話題となったNHK大河ドラマ毛利元就』が放送されたのは約20年前。

 

内館作品らしいアットホームな雰囲気と陽気で一本芯の通った女性像は、いわゆる「大河ドラマ=史実」の固定観念が強い視聴者の反感を買ったとされますが、実直な松寿丸がサイコパス大名に変貌していく姿は興味深く、緒形拳演じる尼子経久片岡鶴太郎演じる井上元兼は同武将の印象を決定づけるほどの名演だったと感じます。
また"三本の矢"逸話に肖ったのか、全体を通して、父と子の対話を印象強く描いていた覚えが。

 

高松宮記念を制したビッグアーサー引退の報を聞き、同ドラマで元就の宿敵となる陶隆房(演:陣内孝則)が、事実上の天下人である父親を超えんと躍起になる主君・大内義隆(後に見限る)を説得するシーンを思い出しました。
「御館様、息子は父を超えられませぬ!父を超えんと足掻くより、常に語りかけながら共に進むこそが…」
戦国時代の英傑である父親たちの大きな背中を前に苦悩する跡取り息子たちの対比が見える放送回でした。

 

サクラバクシンオーに通じる力強い馬体とスピード能力。それを遺憾なく発揮したオパールSとセントウル。もう一つG1タイトルは欲しかったですが、足元の状態などを考慮しても頃合なのかなと。
個人的には「セントウルで逃げたから、馬がおかしくなった」という意見を黙らせて欲しかった。昨日出走したスアデラ然り、豪州に移籍予定のアンビシャス然り(同馬は先行策)後味が悪いですね。

 

最もサクラバクシンオー産駒の後継としては十分な内容。ある程度、種付け頭数も集まるはず。
キングマンボ×サドラーの母系も興味深い。Specialを活かした配合など、生産者の色々な工夫を見られそう。パフォーマンスは英傑である父親に敵わないでしょう。しかし、良いところはあるはず。
スプリント戦線が変容していく中で、種牡馬ビッグアーサーに求められる使命は何か。

 

大井競馬は連続交流重賞開催週。昨日の東京盃に続いて、今日はレディスプレリュードが行われます。正直、面子は寂しいです。むしろ、門別2歳重賞・サンライズカップの方が興味深いです。

 

 

 

レディスプレリュード
◎クイーンマンボ
ホワイトフーガ
▲ララベル,アンジュデジール
サルサディオーネ,マイティティー
前列想定:マイティティー,サルサディオーネ
⇒上記2頭は逃げたい。そして、共に内枠。サルサディオーネの方が基礎SP&テン速度は優秀でしょう。問題はペース。中盤緩めたがる岩田騎手が騎乗すると、番手候補も典ちゃんとルメールだけに後半勝負の匂いが。
☆完全に乾いて地力が問われる馬場に。こうなると、上級条件で"誤魔化す"競馬と切れ味勝負は分が悪いです。

f:id:beggaman:20171005010034j:plain※タイムランク

クイーンマンボは思った以上に"持続色の強い"馬。(ロンスパor消耗戦を除く)地力勝負or長距離戦なら(血統面的にも)鋭い末脚を活かせそう。不器用な点と反応の鈍さを考慮しても、大井外回りの方が戦い易いはず。
ホワイトフーガは仕切り直しの一戦。前走も敗れたとはいえ、状態悪い中で地力を見せている。出来れば外枠or月火の馬場で戦いたかった。衰えこそ見えないが、鞍上の立ち回りは重要でしょう。アンジュデジールは適性的にピンと来ないが、近走の内容は良い。追い切りを見る限り、叩き台の可能性も高く、ここは押さえる程度に。

サルサディオーネは前走レパードSで盲点になった馬。母馬からも穴人気しそう。課題は逃げ戦法と気性面。最内枠を引いた以上、何とか先手を奪う必要あるが、いまの馬場で基礎SPと持続力を活かすのは"丁半"。
むしろ、緩い流れだとララベルに道が開ける。大外枠の方が戦い易く、なるべく早い段階で好位置を取りたい。前走は落鉄の影響もあった。せっかく馬主服が解禁になったのだから、ここでお披露目があっても良い。

マイティティーの逃げ残しはともかく、ファイトユアソングの"漁夫の利"は…なるべく考えたくない。
それ位にメンバーは手薄ですけど…ララベルがいる分、まぁ悪くないのかなとは。

 

 

9R:オフト汐留賞:◎エスプリブラウン
メガビッグジョンの騎手は攻めてくれそう。基本的に省吾⇒は買いたくないけど、御神本さんと彼は別よ。
アオジャシンも乗り替わりか(クアトロさん上手いの?)。トチノタイヨーやゲットザグルーヴも買いたいです。
この面子ならエスプリブラウンに何とかして欲しい。大外は揉まれない分マシ。後は寿希也さんと譲治さん。
レース名の副題が「イタリア街に佇む大人の社交場」なんだが、同地でジローラモを見たことは一度もない。

 

10R オフト大井賞:◎トルナベント
ジェロニモ対ウッドランズ、三度。この2頭を追いかけて潰されたエルグランエーブが御神本騎手という。
同じく"漁夫の利"を三度狙うトルナベント。枠は最低限かなと。ただ、人気しそうですね。
いまの馬場的にモンサンやメジャーよりエルグランの方が良さそう。流石にドラゴンカントリーは…。

 

12R オフト後楽園賞:◎イノデライト
⇒内枠の先行馬が先手を奪い合い、ジュンサザンクロスも好位を取りに行く。外にフィランソロフィーと。
ある程度流れたら、流石に差せるんでしょうけど。ただ、イノデライトは「通過点」だと思いたい。
ポルターレとロードメビウスの4着争いは楽しみ。ノーザンバローズに交わされるか、先行馬が残るか。

 

 

門別12R サンライズカップ
◎リコーパイソン
〇サザンヴィグラス
▲ハッピーグリン,ヤマノファイト
△ミスターバッハ,シュヴァルダムール,ディーエスソアラ
前列想定:ディーエスソアラー,シュヴァルダムール
⇒ヤマノファイトは枠的にも出して行きそう。ディーエスソアラーとシュヴァルダムールも行くしかない。
☆やはりサザンヴィグラスの動き次第になる。乗り替わりは事務的な感じだろうが(自厩舎優先)、前走1700m戦で見つけた課題の克服を倭くんに課せられる。ハッピーグリン、リコーパイソン、ミスターバッハも十分強い。
雨の影響は受けるだろうが、再び力の要る馬場に戻っている感じ。展開次第で先行有利かなとは。

リコーパイソンの前走を評価する。(重馬場ながら)時計掛かる条件で、きっちり力を出し切る大差勝ち。相手強化と同型の多さは課題ですが、未だ底を見せておらず、状態も良さそう。持続力勝負に持ち込みたいですね。
サザンヴィグラスは高速条件で割とロスのある競馬。それでも直線再加速時の末脚は悪くない。こういう競馬を続けることが、"差せるサウス産駒"に繋がると僕は思います。ともかく、倭くんには頑張って欲しいなと。

ハッピーグリンは"芝向き"と決めつけて良いのかなぁ…陣営は芝向きと言うが。JRA2戦は結果的に妥当だった気がする。それ位に完成度が高く良いスピードと末脚を持っている馬。調教の動きも抜群。後は馬場だけ。
ミスターバッハも"差せるサウス産駒"候補。もう少し基礎SP面で一声欲しい。距離延長で試す競馬を期待。
ヤマノファイトの方が(血統的にも)基礎SPと持続力を活かせそう。問題は最内枠のケア。体調は良いです。

 

タケショウパイロやディーエスソアラーも淡々と先行出来れば、こんなもんじゃないだけに好メンバー。
やはり、今年はレディスプレリュード以上にサンライズカップは興味深く見所の多いレースだなと思います。

 

ただ、サザンヴィグラスもミスターバッハも自分の好きな「差せるサウスヴィグラス産駒」じゃない感…