『雑感』

稀に更新します。

中日杯 2015年 予想

 

 

先日気付いた事なのですが、石川県馬主協会の会長が畑中政雄氏から中田了也氏に交代されていました。
7月に金沢で行われた振興対策委員会と2歳馬の馬名発表式には顔を見せており、この夏に動きがあったのか。

畑中政雄オーナーといえば、長年石川県馬主協会と日馬振理事を務める大御所。
ハヤテサカエオー、スーパーベルガー、ホシオー、ケンコウザンといった金沢を代表する名馬を所有しており、年度代表馬を3頭も獲得した馬主さんです。近年は2歳戦線で活躍したサムライワンダーを所有するも、今年5月に登録抹消。体調を崩されたのか、馬主業を縮小されたのか、いずれにせよ「転機」に違いありません。

新しい会長には中田了也氏。金沢で造営設計などを行う会社を経営しており、馬主業も長らく営んでおられる。重賞馬は未だ不在も、寺田・黒木厩舎を中心に出走常連馬を所有。最近は金田厩舎にも委託されております。
副会長には関忠信氏。羽咋市で建材業を営んでおり、こちらも馬主歴は長い方です。

 

金沢競馬では「地元で1,2頭競走馬を持つ」規模のローカル馬主が多く見られ、彼らを"上手く稼がせる必要"が陣営には課せられています。その中でも、黒木豊厩舎や鈴木正也厩舎は安定して勝利数を挙げています。
鈴木師は調教師会の副会長で、チヨノドラゴン、シャインカイザー等を管理。青柳騎手(中川雅之騎手)が主戦。
黒木師は(前述の畑中,中田,関3氏ら)重鎮から新規まで、幅広い馬主から信任を得る。平瀬・藤田両騎手が所属。
共に金沢競馬場の元騎手で、有力(?)個人馬主からの委託も見られます。

 

近江産業の岩崎僖澄氏(冠オーミ)は、ケージーキンカメ以前からチヨノドラゴンなどの所有馬を鈴木師に委託。中央に再転入するケースや、オーミアジルを始め"転厩&名義変更が続き、流れ着いた"ケースも見られます。
また、鈴木氏は以前から(株)ファーストV所有馬も預かっています。

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キクノライデンに遡るほど、重賞勝ちには縁の遠い黒木師。
同馬のオーナー岩渕菊男氏は既に撤退。越柴一雄氏(宝機械工業会長・金沢の有力者)は3年前に逝去&名義変更。
サマーウインドの様に槇本牧場やヒダカBU系の馬が、中央から流れてくることもありますね。

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小規模で結びつきが強い馬主は定期的に委託馬を入着させる(馬券内に入れる)必要があります。
多頭出しや集団戦法が想定されるファーストⅤやホースケアの馬を追いかけるよりも、色々と効率が良さそう。近年「金田厩舎」「加藤義厩舎」を注視するファンが多い中で、差を付けないと馬券力は上がりません。
逆に言えば、金田厩舎や加藤義厩舎ほど有力馬を集める下地はない。ここは課題なのかなと。

 

金沢競馬場も今シーズン最後の重賞・中日杯が行われます。
大きな変更点といえば、2300m戦から1900m戦に。流行する"長距離重賞の短縮化"には関係なく、路盤悪化により2角スタート地点が使えないためだとか。先月の北國王冠から大幅短縮になるので、その辺りには次第。
ジャングルスマイルに船橋からの移籍初戦を完勝したグルームアイランドが挑みます。

中間に雨降るも砂補充が行われて少し時計の掛かる道悪を想定。
引き続き「逃げ馬有利(特に下級)」と内外の立ち回りを重視。乾きかけの内差しにも注意したいところ。

 

 

中日杯
◎トウショウプライド
〇グルームアイランド
▲ジャングルスマイル
アキレウス,ラストノート
⇒逃げるジャングルスマイルを内からシューサクオー、外からビービーガザリアスが追走。隊列はシンプル。
とはいえ、アキレウスやライブザドリームが前受けすると様相が一変。中緩みから早仕掛け勝負も考えられる。グルームアイランドの仕掛けに呼応して捲り差して来そうな人気薄の差し馬を狙いたい。

本命はトウショウプライド。前走の早仕掛け失速からも短縮で再考する。血統から高速&ハイ条件が好ましい分、道悪過ぎると宜しくない印象。外枠だが、中緩みから早目に押し上げ易いはず。吉原の動きに呼応したい。
そのグルームアイランドは(血統面からも)高速条件の方が走り易いはず。ただ基礎SP面では上位級に劣りそう。今回は中緩み早仕掛けが狙い易い面子。ジャンスマはともかく、3角過ぎでビービー辺りを射程圏なら。

殆どの馬が、やりたい事は北國王冠と似ている。アキレウスも短縮は良いはず。
鞍上替わりは不安も、そう後手に回すことはないと思うが…。

 

 

2R:◎ブライトエンプレス
脚質的に厄介な有力馬が揃う。流石に8枠は先行すると思うが、田知は(寮馬に気を使い)緩めてくる可能性も。
自己条件戻りでブライトエンプレス。8枠が玉砕覚悟でない限り先手は揺るがないし、巻き返しは効くはず。

 

4R:◎ミエル
ペケジェイの子供がもういるのか。スピードはありそうだし、単調な血統だから域きってゃ方が良さそう。

 

10R 闘魂!金沢競馬杯:◎パワーオブワード
こちらも先行一辺倒の馬。ジリジリ伸びるタイプで中々人気を裏切るが、ここは道悪で見直したい。
さほど先行馬の数が多くないのも良いなと感じた。