『雑感』

稀に更新します。

新潟新馬戦と直千の変化~馬券サマリー的な~

 

 

以下、某競馬分析番組のデータより考察 

 

今週の新潟2歳戦は注目されていた馬が結果を出しました。
土曜1Rのプランスシャルマン、日曜5Rのイモータル、そして日曜6Rプリンシパルスターの3頭。


このうち、日曜6Rは「タイムランクB」となっています。完全タイム差マイナス0秒3。メンバーランクはC。

プリンシパルスターは直線外からニシノジャーニーを捕らえての差し切り。今夏の同条件初Bランクです。

⇒番組内でも説明されたように、新潟1400m戦は前半のラップ次第で全体時計が変わります。13年の夏以降、エアレーション仕様の馬場になってから、勝ち時計1分20秒前半台での同条件Bランク以上は2件のみ。
⇒昨年のスマートプラネットと一昨年のアラマサクロフネ。2頭のTRは「A」でした。

【評価】持ち前のスピードを活かした上記2頭とは違い、中団からの差し切り勝ちを見せた勝ち馬。ニシノジャーニーを捕らえた意味は大きいのかもしれない。ちなみに半兄のネオルミエールとフラムドグロワールも新馬勝ちを収めている。前者は9月新潟マイルでSランク、後者は6月東京新馬で測定不能だった。

 


☆続いて日曜5R。イモータルが直線5番身差千切りました。1分49秒8の好タイム。自身の上がり3Fも32秒9という素晴らしい末脚。ペース補正が1秒8入り、タイムランクはDになります。

⇒とても良い内容です。エアレーション仕様後、同条件で勝ちタイム1分59秒を切った2歳馬はクラリティシチー,ダノンリバティ,ミッキーユニバース,ストリートキャップに続き5頭目。その中でも上がり最速です。

【評価】お馴染みマンハッタンカフェ産駒は気性面等から2戦目以降の成績が芳しくない。近年は生産者側や育成・調教側の尽力によって改善は見られるが、過度の期待は禁物である。兄弟も(ショウナンバーズやエックスマークやアドマイヤシーマだけに)気性難で、内枠から窮屈な競馬だと苦戦するかもしれない。

 


☆そして土曜1R。プランスシャルマンが好位抜け出し。一旦前に詰まりそうになるも、最後は3馬身半差。勝ちタイムは1分48秒9。ペース補正が0秒8入り、完全タイム差はプラス0秒8のタイムランクDです。

イモータル戦と同様にペース補正が入り、後半もペースが上がらなかった。岩田騎手が番手から押し切る2歳戦はこういうレースが多いよう感じる。前走見せたような弱さは感じなかった点は重要。

【評価】次走以降は新馬戦のように中団から競馬になるのか。後はこの配合特有の体質面か。


その他、土曜2Rの直千施行はCランク。
☆勝ったルキナ新馬戦、未勝利戦と先行するも東京の坂で苦戦していた。2完歩目の早さは確かに直千向きだったと言える。血統的にはグラスワンダー×フレンチデピュティ。最近フレンチデピュティ産駒(というよりファンファーレ)が直千レースで馬券になっているが、10年~13年:【0.0.0.8】 13年~15年:【1.1.3.9】 と、まぁ良くなって見える。分母が少ないのと、下級条件なのは重要点。話はズレるがクロフネ産駒は13年~15年:【2.0.4.9】となっている。アースソニックセイコーライコウらが該当しており、こちらはオープンクラスでも活躍を見せている。分母と馬自体の速力問題はあるだろうが注目したい。

【評価】このレースは先頭集団から2番身以上離れた4着以降に敢えて注目したい。まず、5着のブラスリングは一完歩目が遅く、走りがぎこちない。追って甘い点からダート馬ではないかと推測する。直千からのダート転向に期待してみたい。ただし次走中山なら坂と芝スタートが鬼門。6着タヒテンシスは気難しく、新馬戦ではレース前に放馬していた。今回はマイナス14で376キロと馬体重は心配だが、やはりダートで楽しみな一頭。ベーカバド産駒はいずれ面白い馬が出そうな予感もする。

 


☆土曜5Rはセレクトセール1億円馬のドラゴンテリーが出走したほか、POG期待馬が数多く出走していました。ウインミレーユは好位から直線突き離して4馬身差の快勝。ラスト2Fが10秒6に対してラスト1Fは11秒6と費やしたもの、完全タイム差はプラマイゼロのCランク。ペース補正マイナス0秒8を考えると、番組内で取り上げられた上記のレースに匹敵する(…のは厳しいかもしれないが良い)内容だったのかなと。

⇒そのウインミレーユは募集時のコメントが控え目だったように、難しい面が多い。馬体重も434キロと軽いが、レースでは好発からスムーズに折り合い、乗りやすかったという石川騎手のコメントは「プラス材料」だろう。

【評価】:このレース2着が1番人気のドラゴンテリー。ゲートひと息から直線外を回しての2着。自身の上がりは最速タイ。戸田厩舎らしく、成長途上。3着ミッキーグローリーも同様に追いかけたい


☆最後に日曜1R。緩急ペースで馬群ひと固まり。直線入り口はどっと横に広がり、最後は外からクードラパンが差し切った。ペース補正が0秒6入ってのタイムランクCだが、完全タイム差はプラスマイナスゼロ。
⇒母ルシルク。特に言うことはないです。今後はタフな条件で…。


一番気になったのは、新潟が「上がり勝負」だらけになっていること。こうした淡白なレースの影響が、今後は中山だけでなく東京にも出るんじゃなかろうか。上がり性能が高い馬は良い面も悪い面を有ると考えたいです。