『雑感』

稀に更新します。

売り上げ好調 九州トレーニングセール

 

 

【九州トレーニングセール~2015~】

・上場頭数21頭(牡10・牝11)

・売却頭数17頭(牡7・牝10) 売却率81.0%

・売却総額(税別)31,200,000円 平均価格(税別)1,835,294円


【考察】

・売却率【81.0%】は優秀な数字。昨年より「売却総額」と「平均価格」は下がったが、主取りが少ない点は大きい。年々九州産馬が減少していく中で、なんとか上場頭数20台を死守している事実を、メディア等でも取り上げて欲しいが。

・今年は佐賀競馬場で開催された。一般ファンも来場。こういう取り組みは有り難い。

九州産馬といえばキリシマホーマの活躍が注目されている。マイル前後の距離で切れ味を発揮するロドリコデトリアーノ産駒。テイエムチュラサン以来の重賞制覇は分からないが、条件次第では準オープンを突破できる競走馬だと思うので期待したい。

・そんなロドリコデトリアーノに代わって九州に赴き、種牡馬生活を送っているのがストラヴィンスキーである。かつてはコンゴウリキシオー。最近ではアイラブリリやヒラボクプリンスを輩出。

 

【主な落札馬】

☆ヒカルデートラインの2013 父ダンツシアトル 母父ダンスインザダーク
・土屋牧場の生産馬で「キリシマ」の土屋君春氏がトッププライスの340万で落札。土屋氏は既に土屋牧場の代表職を離れているので、セリとして成立。実質主取りと言われたらそれまでだけど…。同郷かつラスト2歳依託ということで橋口厩舎の可能性は十分に高い。
⇒ダンツシアトル産駒は暫く東京大学にいたため、生産頭数が減っていた。再び九州で繋養されるようになり、現3歳世代ではカシノリノが中央競馬で奮闘。シアトルスルー系の種牡馬で過度な期待は出来ないが。調教では1ハロン12秒7をマーク。

☆カクテルウィッシュの2013 父グラスワンダー 母父マンハッタンカフェ
・かつては重賞馬を輩出した冨岡牧場の生産馬。エフェクトなどを所有する山本武司氏が300万で落札。調教は1ハロン12秒5。問題はグラス×サンデーがあまり成功していない事。サンライズセンスも母父サンデーサイレンスである。まぁサンプルは少ないが…。
マンハッタンカフェはSS系でも異色。母父ロベルト系とは好印象。兄弟・近親に活躍馬は見当たらない。正直微妙ではある。

☆ダイワフェニックスの2013 父シングオブウインド 母父エンドスウィープ
・主流血統で構成されている。叔父が凱旋門賞を走ったアヴェンティーノ。その他は取り立てて強調したい所はない。
ソングオブウインド産駒はキングマンボ感ある。其処が強みとは言える。1ハロン12秒0。追っている分ではあるが、走り方は良い感じ。細かく賞金を稼いでくれそう。カシノ軍団という事で、速めから使えると面白い。

☆ハイパーラッシュの2013 父ディープスカイ 母父ワイルドラッシュ
・安定感あるダート血統。曾祖母はエリモシンフォニー。Eエクスパイアやセレスハントと同族。
⇒門別産だが九州で育つ。佐賀競馬を狙った上場。淡白だが基礎SPで押し切れそうな印象。気性面には課題。

☆ディスタントガールの2013 父アサクサキングス 母父ディスタントビュー
アサクサキングス産駒。東海地区のA級馬マルカリードの半妹。コンサイナーのISSAステーブルは九州の新興馬産業者。
⇒恐らく南関デビューになりそう。アサクサキングス産駒は地力ある馬が出そうな印象。大井の砂は合うとは思う。

 

面白そうなのはこの辺。ヒカルデートラインは気になるが、やはりダンツシアトル産駒というのは…。
個人的にはダイワフェニックスの2013を勧める。安定感あるハイパーラッシュの2013。ディスタントガールの2013は1勝出来れば。