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『雑感』

稀に更新します。

エイプリルフールズの感想と桜花賞2015年 予想

 

古沢良太さんが脚本を担当した「エイプリルフールズ」早速見てきました。

youtu.be 劇場では泣いている人(若い女性)いましたよ…えぇ…

タイトル通り、エイプリルフールの日に起きた"7つの物語"が絡み合い"奇跡的な"結末を迎える作品。登場人物は皆、大小なり嘘を抱えている。この設定が面白くて、古沢脚本らしい(喜劇的な)物語の展開を期待しました。監督も「リーガル・ハイ」の演出を務めた石川淳一さんで、軽快な長台詞のやり取りと顔相撲(by宇多丸師匠)を想像していたら…まさか上映後「馬鹿とは何か?」「滑稽とは何か?」を真剣に考えさせられるとは。

全てのエピソードは無理だけど、大抵一つは「グッとくる」ものです。寺島進さんの"誘拐犯の話"や"宇宙人を呼ぶ話"は、いかにも狙った作り。逆に里見浩太朗さんと富司純子さんの"皇族夫妻の話"は敢えて外した作り。(7つとも)物語上の「嘘」は単純で、古沢流の「細かい伏線」が、相互作用と面白さを誘発してきます。

そのため、倫理性やリアリティは著しく欠けている。生理的に無理な人は分かるし、褒められたものじゃない。お馴染み「回収するためだけの伏線」が各所に張られており、それが好きな人は気持ち良くなれるでしょう。
"規模的な問題"と片付けて良いか分かりませんが、伏線はキサラギの方が活きています。今回は露骨過ぎるし、罠に続く罠(伏線のための伏線)が見え透いている。それを「面白がる」というのは、難易度高い気がします。

ネタバレになりますが、前述の"誘拐犯の話"にしても、"皇族夫妻の話"にしても、良い話に着地しようとする。それ以前の細かい描写や言動が不快でも、着地点が「良き感じ」なら、それは良いエピソードでしょうか?
メインとなる戸田恵梨香さんと松坂桃李さんを主軸とした"イタリアンレストランの話"。どうしたいんだろう。妊婦の扱い、犯罪者の扱い、同性愛者の扱い、引きこもりの扱い、心情の扱い、いったい幾つ目をつむれば…。

千葉真一や里見さんは格好良いし、ユースケ・サンタマリア菜々緒は注文通りの演技は好きな箇所です。
記号的な人物設定だから、演じ易いのかもしれません。TVドラマ的で、大衆的な脚本の利点とも言えます。
これで号泣出来る人が悪いとは思いませんが…これで号泣出来ない(出来なかった)人を僕は擁護したい。

改めて"馬鹿映画"や滑稽話とは何かを考えさせられました。面白げな事をやれば、それは「面白い」のか。
もしかすると「馬鹿騒ぎの面白さ」に通じるのかもしれません。これがノンフィクションなら、面白いと感じる人は(半ば呆れも含めて)増えた気がします。逆にもっと支離滅裂なら…たけし迷作やシベ超北京原人の様に。

集団的馬鹿騒ぎをフィクションで行う難しさは"フラッシュモブ"にも通じる気がします。
こうした点を含めて、色々と興味深い作品ではありました。でも、人には絶対おススメしません(笑) 

 

 

桜花賞
キャットコイン
ルージュバッククイーンズリング
ココロノアイ、クルミナル、アンドリエッテ、アースライズ、テンダリーボイス、メイショウメイゲツ
逃げ候補:ノットフォーマル
ノットフォーマルに絡むならムーンエクスプレス。武豊騎乗のレオパルディナくらいか。前半1000mが59秒台の例年より前半~中盤にかけて緩いレースを想定。基本的に苦戦するスピード先行型の人気馬が今年は不在。
前中盤の緩い(かといってドスローではない)桜花賞の歴代勝ち馬はダイワスカーレットブエナビスタジェンティルドンナ。普通はディープインパクト産駒の出番でしょう。問題は今年のディープ産駒は「亜種が多い」こと。今の阪神の馬場は重い。乾いて良馬場の可能性は高いですが、末脚+持続力を重視したいなと。

☆本命はキャットコイン。ステゴ×ストームキャット。前走はTR的にもMR的にも好内容。ひいらぎ賞は古馬の上級にも匹敵するパフォーマンスだった。ディープ産駒にはキレ負けてもステゴ産駒では十分な能力を持つ。スタートが悪い分、前中盤緩くなるのも歓迎。問題は馬体重と状態。二ノ宮先生の苦労が報われることを祈る。
クイーンズリングは4歳で阪神牝馬S、5歳で高松宮記念or阪急杯で買いたいタイプ。つまり桜花賞は買う。レッドオーヴァルほどキレる感じはしないが。あと某トラックマンには恥をかいてほしいので4着でも良い。
ルージュバックはトレンドハンターのような成績も考えられるが、今年のマンカフェ牝馬は過去の馬と当てない方が良い。この辺りアースライズにも言える。アースライズも先々強くなってくると思う。