『雑感』

稀に更新します。

"悲運の百獣王"ラムタラの逆襲とレパードS 2014 年予想

 

 

エンターザスフィアの次走が、ブリーダーズゴールドジュニアカップに決まりましたね。先ずは無事に。
全く見せ場が無かった函館2歳S。絶対的なスピード能力は持ち合わせていない様です。ヴァーミリアン産駒は好位に取り付けて、機動力を活かす競馬が良さそう。ソリタリーキングっぽい戦法が賢明でしょうか。 

 

エンターザスフィアの母父は"神の馬"ラムタラ。先月亡くなったばかりですが…
とある媒体で同馬の記事を書きましたが、母父としては「案外成功している」印象も確かにありますね。
ラムタラ
産駒の成績自体は微妙。ヒルノダムールを輩出したとはいえ、母父の成績も宜しくないです。

 

神の馬と呼ばれたラムタラは、英ダービーキングジョージ凱旋門賞の"欧州3大競走"を無敗で完全制覇した1990年代を代表する名馬ですが、競走内容の評価は低く、年度代表馬にも選ばれず、冷遇されがちです。

日高導入は(株)ジェイエスが中心となり計画。日本史上最高額となる約44億円のシンジケートが組まれました。サンデーサイレンス産駒と共に社台Gが隆盛を極める時代において、逆転のカードを切りたかったのでしょう。
結果は散々たるもの。GI戦線で活躍する馬は出ず、不遇のまま06年に買い戻される運びとなりました。
 

超高額種付け株は"1株で2頭分"だったらしく、日高の一部牧場に権利が集中してしまった側面があります。
必ずしも良い繁殖と巡り合うことが出来ない状況下で、その間口を閉じてしまった。これが大きいような気も。結果的に初年度112頭(日高馬が中心)。そこから重賞馬が4頭出ただけ。結果論でしょうけど。

 

そんなラムタラブルードメアサイアーとして、天皇賞(春)を勝ったヒルノダムールを輩出しました。
但し、同馬は"特例ケース”じゃないかなと思います。本質的にスピードが足りない配合な気がするんですよね。

最もニジンスキーと好相性の文脈は合っていると感じます。しかし、それ頼みだと"鈍重過ぎる"気が。
やはりサンデーサイレンス系に期待したい。例えばオンファイアとか…現役3頭しかいないんですけどね。

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種牡馬ディープスカイ産駒は1頭。何と牝系同士が似ている。ダートで楽しみあるかも。
アドマイヤオーラ×ラムタラは2歳馬に1頭。"ニジンスキー4×3"と、父より"速力特化"してる感じが合いそう。キンシャサノキセキ×ラムタラも2歳馬に2頭。意外と地力っぽい血統が揃う。基礎SP面で苦戦するかも。3歳馬アルテが奮闘するマツリダゴッホ×ラムタラ。現2歳馬のウインソルマーニが先日事故で死亡。残念ですね。

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このうち、ビヨンジオール(サムシングナイス)が中京新馬戦で2着。JRA勢の"一番乗り候補"です。
その他だと、ロクイチノカガヤキ(ロマンスビコー)、ケイティゴールド(プリンセスローマン)が勝ち上がり。
そして、スピリッツミノルが函館新馬戦で7着。エンターザスフィアが同上と。基本的にはニジンスキーとSS系を活かした「切れ味鋭い馬」を目指した方が良さそう(但しゴルア産駒だと基礎SP不足に陥るかも?)ですね。

種牡馬の評判ですが、アドマイヤオーラキンシャサノキセキが生産者及び取材者界隈から良い感じらしく、今後の活躍次第では、種牡馬ラムタラにとって「逆転の突破口」になるかもしれません。
細々と悲運の百獣王が報われる日を待ち望んでおります。

 

 

さて、明日はレパードS小倉記念
ユニコーンSを制したレッドアルヴィスに巻き返し狙うアジアエクスプレスという構図。
他の馬にも十分チャンスがありそうですね。

 

 

 

レパードS
◎ファドーグ
アスカノロマン
▲ランウェイワルツ
レッドアルヴィス,ノースショアビーチ,クライスマイル
前列想定:アスカノロマン,ノースショアビーチ
アスカノロマン,ノースショアビーチがハナを伺う想定。共に発馬と位置取り次第。人気のレッドアルヴィスアジアエクスプレスも好位に取り付けたい。クライスマイルも考えたが、如何せん鞍上ローウィラーは。
☆比較的起伏が少なく、捲りにくい上に直線の長い小回り1周コース。序盤の位置争いで敗れた馬は中盤上手く息を入れないと苦しい。逆に差し馬は湿った条件でも高い上がり性能を発揮できる馬が望ましいかと。

ファドーグを本命に。前走は全く良いところなし。原因は気性面と追走面の不安…というより、息の入りにくい条件で厳しい展開を追いかけた分。タイムランク「A」相当を叩き出した3,4走前は鞍上が天才過ぎ。気性面の不安は拭えないが、上がり性能は悪くないし、長く末脚と持続力を繰り出せる馬。内枠を活かした競馬を期待。
レッドアルヴィスも長く末脚を使いたい馬。好位からじっくり末脚を使いたいが、このコースだと詰めが甘くなりそう。それならアスカノロマンに期待。太宰騎手の消極策は不安も番手を取り切って後半再加速を狙いたい。

この文脈だとランウェイワルツも軽視したいが、面子的に上がり性能のある差し馬が少ない。新潟を知り尽くす善臣なら"漁夫の利"を狙う可能性を期待。後はノースショアビーチとクライスマイル。共に鞍上が…うん。
メイショウイチオシ、カラダレジェンドも考えたが、点数が増えるのでこの辺りまで。

 

 

 

小倉記念
◎メイショウアンルト
サトノノブレス
ダコール
ラストインパクト,タムロスカイ,タガノグーフォ
前列想定:メイショウナルト,タムロスカイ
⇒小倉お得意の先行馬2頭が淡々とペースを刻む。これをサトノノブレスラストインパクトが追走。持続力が問われる条件も、"直線の短い"小回り1周コースが前有利傾向を作っています。中弛み早仕掛けを想定。
本命はダコール…の予定が、雨。メイショウナルトに変更します。昨年の覇者ですが、この面子なら先手を奪い易い。中盤上手く息を入れて、後続(人気のディープ産駒)の動きに合わせて再加速を狙いたい。
同じような競馬を狙いたいサトノノブレスと早仕掛けを狙いたいラストインパクト。中弛み早仕掛け展開で各馬の動きに合わせる形で脚を使わざるを得ない後者は不利じゃないかなと。基礎SP的にも前者の方を上に。
ダコールも条件は良くて、それだけに良馬場が欲しかった。切れ味が鈍って2,3着を想定する。後は位置取り面で優位に立てそうなタムロスカイ。格上&延長も"漁夫の利"を狙えそうな差し馬タガノグーフォを。

 

 

村上特別:◎ファーゴ
内枠ですが、ある程度の位置は取り易い感じ。ハーツ得意条件で持ち前のスピード持続力を活かしたい。
ショウナンダイチはディープ産駒の割に切れ味が無く、逆に上がり性能悪くないゴルア産駒のラインハーディーを期待(典ちゃんなので最後方一気あるけど)。後はジェラテリアパール,ロングシャドウ辺りに印を打つ。

 

苗場特別:◎ガッサンプレイ
先行馬を絞り切れなかった。というわけで、ハイペースからの"漁夫の利"差し決着を期待。

 

大倉山特別:◎プロクリス
お馴染み夏の牝馬限定戦は恒例の3歳馬狙い。良血プロクリスは上手くペースを握りたいところ。

 

札幌日経オープン:◎モビール
バンデが面白い競馬を狙ってくれるはず。本命は"漁夫の利差し専門"のハーツ産駒であるモビールを。

 

メイショウカイドウカップ:◎ラインスピリット
…なのに芝1200m戦って。大外ですが基礎SPはOP級ではないかと。雨馬場も逃げ切りに期待です。