『雑感』

稀に更新します。

好調続くタイパラ産駒とユングフラウ賞2014年 予想

 

 

ここ数年の地方ダートで目覚ましい活躍を見せるのが、タイムパラドックス産駒です。
現役時代は50戦16勝。持ち前のパワーを武器にGI5勝を挙げ、NAR特別表彰馬にも輝いた"小さな巨人"。
初年度からセルサスがハイセイコー記念を勝ち、一旦勢いは落ち着くも12年秋に大躍進。インサイドザパーク,ソルテ,オグリタイム,ミカワジェイドと重賞馬が4頭誕生し、13年には東京ダービーを含む重賞8勝。29頭に減少していた種付け頭数も100頭を超える人気が戻り、今後が楽しみなロベルト系種牡馬となっています。

ブライアンズタイム産駒の種牡馬は、現状タニノギムレット,タイムパラドックス,マヤノトップガン,フリオーソしかおらず、サクラローレル,トーセンブライトを総動員しても厳しい状況は変わりません。
昨春ブライアンが28歳で亡くなる中で、タイパラは後継争いに名乗りを挙げましたが、何せJRAでの勝ち鞍が少ない点は痛いところ。(ジョリーザザの血だけに)小柄な産駒が多いのと気性面の課題が大きいです。

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主な現3歳勢の成績。JRA勝利はトウケイタイガー(ソルテ全弟)とタイセイパラゴンのみ。その他に中央で出走済8頭のうち、計5頭が馬体重460kg以下。地方馬に至っては、21頭出走中17頭が馬体重460kg以下だった。
また、牝馬の活躍も殆ど見られません。使う毎に気性を悪化させている印象。馬格の面は"ミスプロ系"の繁殖馬に種付けるか、ソルテの様に"ニジンスキー"を活かした配合で解決したい。もしくは南米,豪州系統か…。

小さい馬格でも重い砂や消耗戦で戦えるのが、タイパラ産駒の強みといえます。母父アルザオで"キレ"がある。
厳しいペース展開で機動力と持続力を使える点が、南関重賞の活躍に繋がっている…と考えられます。その分、内枠で被されるリスクや一騎打ちで競り負ける可能性。最上級で走るには「ある程度馬格が欲しい」ところ。
門別坂路も(小さな体格でも)機動力と持続力を高める&確実に砂を捉える走法(ピッチ)取得に役立っています。気性が前向きになる分、レース選択など「外厩&厩舎力」の支えは必要ですけどね(特に牝馬の場合)。
理想は「中距離路線(内回り)からマイル前後or短距離路線に移行していく」形かなと、個人的には思います。

 

ロングプライドが誕生し、一時ダート戦線で活路を見出したサクラローレルも尻すぼみとなりました。
ブライアンズタイムの後継は出て欲しいですし、タイムパラドックス及びフリオーソには期待しています。

 

 

ユングフラウ賞
コマンドゥールキイ
〇ノットオーソリティ
▲マリアンズクック
△ブルーセレブ,タントタント,ラブミーブルー
前列想定:タントタント,ノットオーソリティ
最内からタントタントとノットオーソリティが先手を取りに行く。ラブミーブルーらが続いて、淡々とペースは流れそう。短距離っぽい面子が揃っただけに、タイパラ産駒のイグレシアスは追走面が課題となりそう。
本命はコマンドゥールキイ。前走は"距離感的に"厳しい位置取り。短距離向きだろうが、高速条件なら戦える。追走面の克服と道中・内外の切り替えが重要になる。ノットオーソリティも同様で、先ず発馬を決めたい。
ブルーセレブは川崎・大井の持続馬場で勝ち上がってきた馬。高速・浦和替わりだと必然的に下げたい。同じく川崎のアッリヴァーレも同様。むしろ、マリアンズクックの末脚に期待したい。展開一つでしょう。

 

スウェプトオーヴァーボード産駒はメンヘラ」
という格言を以前作ったんですが(笑)気性的に難しい馬が多いですよね。ノットオーソリティも。
サウスヴィグラスと同様のエンドスウィープの産駒で、力強い馬体とスピードと機動力が魅力です。社台Fの支援を受けているのも大きいですが、こちらもJRAで勝てる産駒が生まれると良いんですけどね…。