『雑感』

稀に更新します。

あまちゃん最終回 スプリンターズS 2013

 


あまちゃん』が無事に最終回を迎えました。ラストはスタンドバイミーかよ…(笑)

さて、この最終回。「お座敷列車的」なエンディングは、皆さんと同様(?)想像していましたが、物語の後半、とりわけ「あまちゃんブーム」到来後は少し「ファンタジー」的な要素を含んでいる様に感じました。

「挫折した東京」から「寂れた北三陸」に逃れた主人公が「擦り合わせ」の末に心の復興を遂げる「第1部」

それまでの生活とかけ離れた「仕事」につき、改めて「家族」と向き合い、自分を再発見する「第2部」

そして、震災からの「復興」と「復活」の末にそれぞれが新たなステージへと旅立っていく「第3部」

この3部を通して「主人公(光のヒロイン)」のアキちゃんは成長を遂げていきますが、同時に主人公の親友「影(シャドウ)のヒロイン」であるユイちゃんも成長を遂げます。「光と影」が「共存共栄」していくのです。

そんな「成長物語」の中では「出会い」と「別れ」を繰り返します。あんべ、アユミ、忠兵衛さん。

問題は「出会い(光)」と「別れ(影)」が繰り返される中で、行ったきり(死)が描かれない点。朝ドラは「架空人物の大河ドラマ」という側面も持ち合わせています。そのため「年老いた者から退場するシーン」は欠かせず、中盤~後半にかけて、多く見られます。また時代物では戦争を通した「別れ」のシーンも必ず描かれます。

あまちゃん』では、夏ぱっぱや忠兵衛さんが、病気を示唆するシーンこそありますが、最終回まで元気な姿を見せており、終盤の「東日本大震災後」も北三陸のキャラクター達はみな無事で、途中病気に倒れていた平泉成も市長として復活します。ここまで上手く行きすぎると、流石に「ファンタジー世界」の様に思えてきます。

本来、人魚(マーメイド)は「不吉の象徴」とされます。魔物は人間の「悪しき感情」を連想させるからです。初代マーメイド(夏ぱっぱ)も、2代目マーメイド(キョン×2)も、3代目のアキと同様に、序盤から「闇の部分」が付き纏います。ユイちゃんを始め、多くの登場人物がマーメイドに人生を左右されるのも事実です。

人生において「幸と不幸」は交互に訪れます。良い事もあれば、悪い事もある。中でも「生と死」は「必然」的に発生するイベントと言えます。それを完全に排除する事は「人為的な介入があります」「フィクション」ですと宣言する事に他ならないですが、それは「ドラマ性を高める」効果があるのかもしれません。

連続ドラマで有りがちな「最終回で海外に旅立った主人公が、数年後にヒロインの元へ帰ってくる」展開。「病気で意識不明のヒロインが最後の最後のシーンで意識を取り戻す」展開。散々主人公を苦しめた悪役が反省して主人公達の輪に加わる大団円」展開。これらも「フィクション性・ファンタジー性が高い」と言えます。

視聴者は「そんなの有りえない!」と認識しながらも、幸福感と満足感を得る訳です。三陸で「共存共栄」し合う「光」と「影」。潮騒のメモリーズは「人間が持つ光と影の感情」とも解釈できます。

恐らくクドカンさんは幾つか脚本の道筋を用意しており、何度も制作陣との話し合いが行われ、最終的に(違和感、矛盾点を覚悟で)ファンタジー展開を選択決定したのでしょう。

昨今の「あまちゃんブーム」を考えたら、当然の判断とも言えます。

悲劇好きの自分としては「敢えて第2部で終わる」というシナリオも良いかと思いますが…紆余曲折を経て主演映画の舞台発表を迎えるアキ。それに触発されて北三陸を旅立つユイ。その日が3月11日だった。

時期尚早も良い所ですね。それこそ「偶然が過ぎる」という批判が起きそうです(笑)

 

そんな感じで…また続編(番外編)も制作されそうですし、あまちゃんの動向は注視したいと思います。

 

 

 

スプリンターズS
マジンプロスパー
ロードカナロア
ハクサンムーン
ドリームバレンチノサクラゴスペル、アドマイヤセプター
スプリンターズSは「高速決着・高基礎SP・持続差しは3着」の3原則。今年もロードカナロアがいるので「3着持続差し」に期待しています。前走はハクサンムーンに軍配が上がったものの、中山1200m戦で逃げ切るのは中々困難。特にスタート坂下で先行馬が競り合うと、ロードカナロアの「確勝」が見えてきそうですね。

というわけで本命はマジンプロスパーCBC賞は外先行押し切り。逆に阪急杯は内差しでロードカナロアの2着。血統面からも「持続力を活かす競馬」が身上で基礎SPも高い馬。逆にトップスピードは大した事なく、勝負所で踏み遅れると惨敗の危険性も含みます。ここは様子を見やすい外枠スタートを前向きに捉えたい所です。

恐らく勝つのはロードカナロアでしょう。負けるとしたら「ハクサンムーン逃げ切り」でしょうか。

連下ですが、前走先行したドリームバレンチノが「位置取りショック」面からも再び重視。サクラゴスペルは本来1400m戦向きの馬ですが、持続差し面で好印象。これに気性面が課題のアドマイヤセプター。