『雑感』

稀に更新します。

「ダーティーサイエンス」の格好良さと報知GP13年予想

 

 

RHYMESTERの新アルバム「ダーティーサイエンス」が発売されましたね。
アルバム自体は『POP LIFE』以来となる今回は、既に先行発売されているシングル「The Choice Is Yours」からも"ポリティカル"な内容で、行間を読ませる様な作品だろうなと予測していましたが…実にクールでした!

youtu.be これだけ「攻めた」表題曲があっただろか。

クラシックっぽい雰囲気から始まる冒頭の"吉幾三リスペクト"。不安定だけど力強いビートに乗せて、Dさんが熱く"音作り"を歌い、宇多丸師匠は歌詞作りを歌い、最後はその意義を問う。いつにも増して高度な韻踏み。
社会を揺るがす"汚れたサイエンス(科学)"はHiphopと相似しているのかもしれない。この提示は面白いです。
他にも「ゆめのしま」の高速テンポで夢と現実と未来を歌う感じも格好良い。長い不協和音で始まる「スクリーム」からの「ドサンピンブルース feat. キエるマキュウ」は相変わらずのMAKIさん節(武士)で最高です。

個人的に「The Choice Is Yours」がシングルで発売された時に「良い曲だけど、妙に軽快な感じ…」と思っていたんですが、「アルバムとしては、全体を締めくくるエンドロールの役割」と聞いて、非常に納得しました。
この曲に関して、宇多丸師匠は「災害とか事故じゃなく、人の心の中で起こってる病理を歌っている」と話しており、実際"震災以後"に起きた大半の重大事件の延長線上には、そうした"第三者の病的なまでの悪しき心情"が関わって"2次(3次)災害"を引き起こしているなと…反知性的な言動然り、ヘイト然り、そんな印象があります。

これを「選ぶのはキミだ、決めるのはキミだ、考えるのはキミだ」と〆ている。
"こうしろ"ではなく、”みんなで考えよう”と提示しているのは非常に好感が持てます。

ILLICIT TSUBOIさんがプロデュースする"ダークでダーティー"な音質も最高で、キエるマキュウの格好良さも再認識できました。それが終盤、軽快に始まる「The Choice Is Yours」の流れでカタルシスに繋がると。
またライムスが新しい境地に達しようとしているのだなと。そして、Hiphopは日々進化していくんだなと。
改めてそう感じました。素晴らしいアルバムでした。

 

 

 

以下、オマケの船橋予想

 

 

報知グランプリカップ
◎スターシップ
〇ガンマーバースト
▲トーセンルーチェ
△ナイキマドリード,シーズザゴールド
前列想定:ナイキマドリード
⇒ナイキマドリードが逃げて、内からガンマーバースト、外からタマモスクワートやスターシップが続く。
☆そのスターシップを本命に。湿った馬場なら持ち前の基礎SPが活きそう。足元は不安ないはず。