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『雑感』

稀に更新します。

エリザベス女王盃 2012年 予想

 

 

春先に公開された「裏切りのサーカス」のDVDが、今月2日発売されました。

ジョン・ル・カレが、1974年に発表した長編スパイ小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」待望の映画化は、当初予定されたマーティン・スコセッシに代わり、トーマス・アルフレッドソンが監督を務める。ゲイリー・オールドマンコリン・ファース始め超豪華俳優が集結し、ル・カレ小説の世界観を見事に再現。

とにかく、ル・カレ作品は読ませます。シンプルで芯の太い物語を彩る人間関係と細かい情景の奥深さ。
スパイ小説ですが、緻密なトリックや派手なアクションは無く、資料の読み込みと事件関係者を聴取する場面が淡々と続きます。元MI6職員ル・カレの描く冷戦時の緊張感漂う英国は現実的で、一気に読者を引き込みます。
第一視点による心情表現は何処か論理的ですが、甘美な村上春樹感を醸さない。この辺りも好きですね。

ルフレッドソン監督はこれを「忠実+α」に映像化しています。冒頭に描かれる東欧は素人バンドの微妙な(?)演奏と挙動不審のカフェ店員が物語の始まりを予期する様で、一気に冷戦時代の‘東側’へと引き込まれます。
音楽の使われ方も上手い。防音室での秘密会議は台詞だけが飛び交います。視覚を削ぐBGMが見当りません。極めつけは(重要な)ラスト3分に流れるフリオ・イグレシアス"La Mer"。これがハマるんですよね。
徹底して台詞が削られ、説明も殆どないため、原作を知らない観客(日本人)には優しくありませんが、その虜になる事は必定。敵も味方も登場人物が格好良くてオシャレ。目の保養にもなります(笑)
そんな感じで、「裏切りのサーカス」は今年ベスト(暫定)作品です!

 


今週末はエリザベス女王杯。奇しくも英国繋がりなんですよね。

 

 

エリザベス女王杯
オールザットジャズ
〇マイネオーチャード
ヴィルシーナ
フミノイマージン,ピクシープリンセス,レインボーダリア
前列想定:レジェンドブルー,マイネジャンヌ
⇒仮にヴィルシーナが前受けしても緩い展開と見る。故に早仕掛けロングスパート濃厚。オールザットジャズフミノイマージンが動いてからレース開始。長く末脚の使える+持続力有る差し馬を手広く狙っていきたい。

オールザットジャズは長く末脚を使える馬。その分決め手には欠ける。川田替わりで勝負気配。中盤緩い展開を捲っても良さそう。道悪も好感。マイネオーチャードは「漁夫の利」狙い。血統面で京都非根幹はかなり良い。基礎SP不安も安定して末脚使える馬。ヴィルシーナは雨が不安。ジェンティル不在で隊列的には合いそう。
後はピクシープリンセスも差し込みを狙えるが、レインボーダリアも血統的に評価できる。

 

 

武蔵野S
アドマイヤロイヤル
ナムラビクター
▲イジゲン
ダノンカモン,ナムラタイタン,ガンジス
前列想定:アーリーロブスト,イジゲン
⇒テン上位はアーリーロブスト。イジゲンはゲート次第。バーディバーディが先行する程スローは考え辛い。

南部杯アドマイヤロイヤルは見事に嵌まった。中央だと基礎SP面で劣るが、安定して良い末脚を使える馬。今回は展開流れ易いレース。内目で包まれる事も外々を回す事も無い配置。後は鞍上のやる気次第。
ナムラビクターは距離短縮になるが、和田騎手が乗りに来るレベルで良い馬。最内枠で包まれる心配はあるが、多少流れても大崩れは無さそう。イジゲンはゲート次第。とにかく「異次元の競馬」を見せてくる。そこに来て鞍上ムーア。前年覇者ナムラタイタンは落馬の影響なければ。これもポテンシャルは上位と見る。

 

 

北國王冠
◎ナムラダイキチ
〇タートルベイ
マーベラスキング
△ヤマカツティラノ,マイネルブラジリエ

マーベラスキングが内先行。ナムラダイキチ、タートルベイが続く。長丁場で基礎SP上位の3頭が先行すると他馬に付け入る隙はなさそう。ナムラダイキチの前走は状態宜しくない中で良く食い下がった。ジックリ構えて差す競馬だろう。さすれば先行3頭で決まる可能性が高い。ヤマカツとマイネルの「漁夫の利」に注意しつつ。