『雑感』

稀に更新します。

5月近辺に見た映画の感想と日本ダービー2012年予想

 

 

 
5月に見た映画の感想を…今年ベストと今年ワーストが出ちゃったかも。
本日は日本ダービー皐月賞ゴールドシップは府中向きとは言えず、こちらも荒れる予感がします。

 

 

裏切りのサーカス

youtu.be 「格好良い」男しか出ません。007と真反対のスパイ映画!

現時点で、今年ベスト級。とにかく格好良い。
ル・カレ小説の映画化と言えば「ナイロビの蜂」ですが、やはり非常に難解な題材です。村上春樹も影響受ける推理小説ジョン・ル・カレ。彼の作品はとにかく読ませます。そして、一度"浸かると"抜け出せません。
正直「裏切りのサーカス」という邦題はピンときませんが…話の本筋は諜報部(MI6)の裏切者を見つける話ではあります。その奥に隠された真実が…とても1回見ただけ(原作未見)では解り辛い。ここがネックですね。
すっかり渋い役柄が板についたゲイリー・オールドマンに、英国王から英国諜報員になったコリン・ファース。今後楽しみなベネティクト・カンバーバッチとトム・ハーディ。配役が素晴らしくて、みんな格好良い。
ル・カレ小説の世界を、そのまま映画化しており、素晴らしい時間が流れています。これは本当に好きだ!!

 

 

捜査官X

youtu.be とはいえ国内情勢(歴史的)に?という設定は有ります。

ドニー・イェン×金城武主演と聞いて、単なるアクション作品ではないなと…その通り「凝った作品」でした!
帽子に丸眼鏡のチョビ髭捜査官"X"シュウを演じるのは、日本でもお馴染み金城武。なあなあな警察組織の中で法を尊び、法の正義と絶対性に悩む姿は「相棒」杉下右京を髣髴とさせます。捜査される側のドニー・イェン丸刈りに気さくな笑顔で、逆に不気味。明らかに"凡人とは違う"主人公2人のオーラが、物語を加速させます。
本作はスピードカメラやCG処理を存分に撮影使用。アクションのみならず、推理シーンでも活躍を見せます。アクション監督は谷垣健冶さん。以前からドニーと組んでおり、激しくて美しい戦闘の演出は最高の一言。
終盤は再びアクション映画にシフト。何と言っても"大物ボス"との対決は必見。あっという間の115分でした。

 

 

貞子3D

youtu.be なあ坊豆腐の無駄使い…というより妥当な扱い(笑)

リングって原作怖くないんですよ。天然痘と精神(怨念)の融合という、90年代らしいSF小説で。
これを"蓮實門下生"の中田秀夫と脚本家の高橋洋が見事に映画化。Jホラーの基礎を確立させました。
今作は"(高山らが)貞子拡散を防いだ世界後"を描いた「エス」を映像化。スタッフも一新されて再起動。
"千両役者"の貞子さんは、(予告編からも)石原さとみさんらを"集団戦法"で襲います。Jホラー要素は一切無し。米ホラー要素も一切無し。ある時は井戸から、ある時は液晶画面からと"神出鬼没"の貞子さん。3D手法は東北新社スタイル(牙狼など)と合致しており、見事な「原作レ○プ」を劇場で体感する事が出来ました!
SNSで一部観客が「純粋に楽しめばいいのにー」等とホザいていますが、恐らく自分の「純粋に楽しむ感覚」が「基準」だと勘違いしている。正に貞子さんが襲うべき、不寛容で無知な獲物ではないでしょうか(違う)。
とはいえ、貞子のCGで制作された動きは興味深かった。不規則で、原作通りの「非生物的」感覚を受けます。偶然でしょうけど。間違いなく、今年ベスト級の最低作品。終盤の"石原さとみ無双"は一見の価値あり!

 

 

ポテチ

youtu.be ちゃんと野球やってるだけで、もう満足!

伊坂幸太郎×中村義洋。「重力ピエロ」は良かったけど、「ゴールデンスランバー」はガッカリな作品。
ポテトチップスは主人公と"物語値の鍵を握る"人物との関係を示す役割。68分という内容からも見やすい。
濱田岳演じる空き巣見習いと同じ日に生まれた元首位打者プロ野球選手。結局何も盗まないんですけどね…。伊坂小説は基本「風呂敷を広げたまま」だけど、今作は小さい事件がちゃんと解決する。これで良いのかなと。
主人公2人と若い男女は表裏一体の関係。松岡茉優の"ちょいダサ底辺感"は嫌いじゃないです。逆に木村文乃は品が良すぎ(笑)震災後の東北で撮影され、エキストラも地元の人たち。その志も嫌味がありませんね。
泣ける娯楽作品としても十分ですが、実は中村義洋作品で一番好きかもしれません。

 

 

 

日本ダービー
トーセンホマレボシ
ディープブリランテ
ワールドエース
フェノーメノ,ゴールドシップ,ジャスタウェイ
⇒ゼロスが逃げて、トーセンホマレボシディープブリランテが追走。この辺りが今の高速府中で早仕掛けする様なら、後続は追い込みにくい気がします。ディープ産駒でも府中で結果を残すクラフティワイフ一族を。
トーセンホマレボシは3走前で先行展開を長く末脚を使い優勝。前走も良い走りでした。ディープブリランテは騎乗停止明けの岩田騎手が中間付きっきりで調教。この辺りも好感が持てます。