『雑感』

稀に更新します。

エリザベス女王杯(07年)の予想など。

 

 

先日のBCターフで完敗を喫した"凱旋門賞馬"ディラントーマス。このまま種牡馬入りかと思いきや…

 

現状は「(JRAが発表した)ジャパンカップ出走予定馬の中にディラントーマスがいる」というだけ。実際に間隔を詰め、長距離輸送を経て、極東に遠征するかは微妙だ。当然、香港という選択肢もあるだろう。
凱旋門賞BCターフの連戦自体が過酷なわけで、名誉挽回をするにも当馬の状態が第一になってくる。

ドバイ競走・香港国際競走シンガポール国際Cの活気とは違い、JC競走の開催意義は失われつつある。賞金増額やパート1国昇格自体が、外国馬のJC参戦には繋がない。再考する時期なのかもしれない。
そんな中で「凱旋門賞馬の出走」は興味深いニュースだが、果たして同馬の陣営に利はあるのだろうか?

 

ディラントーマスは"パワー型種牡馬"の代名詞・Danzig系を代表するデインヒル(Danehill)産駒。
既に世界中で活躍馬を輩出しているが、将来の日本競馬においても(未だ大物は繋養されていないが)重要な血統になるだろう。一方で"ダンジグ系種牡馬"と聞けば、ピルサドスキーシャーディーの導入失敗が脳裏をよぎる。様々な原因が有ると思い、とりわけ日本の芝(ダート)に体系&走法が合わない気もする。

地方ダートと中央ダートで成績が雲泥の差(アジュディミツオーすら未勝利)という点も。今年はGI7勝のロックオブジブラルタルが1年限定で繋養されたが、日本適性はおろか、産駒自体が走るか分からない。
この血統らしい"パワー"をそのままに、日本の高速馬場に合う様な走りを後継に期待したいが…

 

仮にディラントーマスが日本リースと決まれば、ある程度の繁殖牝馬が集まるだろう。しかし、その中で期待が持てる(安定して成績を残す"計算"が出来る)相手が何頭いるか。社台NDの力が絶対不可欠だろう。
余程美味しい"動機付け"と"熱意"がない限り、クールモア陣営を動かすのは難しいと感じる。

今回のニュースは"JC競走の意義"に留まらない話になりそうだ。その動向に注目しておきたい。
ちなみに独GI馬サデックス、米国GI馬アルティストロワイアルなども参戦する予定だ。

 

エリザベス女王杯は"3歳2強"と古馬の直接対決。世代交代を意識する面白い対決になりそう。
牝馬三冠レースと異なり、スタミナ(持続力)が問われるGI。先行激化となれば、大波乱も有り得る。

 

エリザベス女王杯
ウオッカ
スイープトウショウ
ダイワスカーレット
アサヒライジング,ディアデラノビア,フサイチパンドラ

アサヒライジングダイワスカーレットの先行争い。ダイワがハナを譲る可能性は高い。好位前後に取り付けた馬が動き辛く、各馬・仕掛け遅れとなれば、スタミナのある先行馬が上手く残せそうだ。
ウオッカを本命に。エンジンの掛かり遅く、近走は差し損ねている。アサヒとダイワが流れを作るなら、好位追走から"自分の競馬"に徹せそう。自ら動く必要はないし、ロス無く内々を立ち回りたい。
スイープトウショウも同じような作戦になりそう。ダイワとアサヒは緩いペースに持ち込みたい。

 

以上、当時のブログより。