『雑感』

稀に更新します。

ならずものアイドル。

 

 

アイドル好きの友人に誘われて、秋元康×原田眞人『伝染歌』を鑑賞。

youtu.be 再閲。てっきり、電線音頭で人が死ぬのかと思いきや… 

電線音頭が全く関係ないどころか、まさか"呪いの歌を歌っても、人が全然死なない"とは思わなかった。

聞くと自殺したくなる"伝染歌"の謎を追い、雑誌記者の松田龍平AKB48な女子高生が奔走する物語。胡散臭さを醸し出す伊勢谷友介阿部寛矢柴俊博が、映画初挑戦のAKBメンバー達に立ちはだかる。

 

縁起経験豊かな大島優子に自然体な演出を施し、雰囲気のある前田敦子小嶋陽菜に多くを喋らせない。恐らく女優向き(志望)のメンバーを選抜し、L.A.仕込みの原田演出を経験させる意図があったのだろう。
その反面、ハナから真面に制作する気は無いのか"全てが破たんしている"。とにかく意味が分からない。

L.A.修業を経て、多くの作品をヒットさせている原田眞人監督は『ガンヘッド』『金融腐蝕列島-呪縛-』『突入せよ!あさま山荘事件』『KAMIKAZE TAXI』『おニャン子ザ・ムービー』とふり幅が大きい。
この辺り秋元康も似ており、オスマン・サンコン『アフリカの女』ゴルゴ松本『命音頭』など、失敗作は数知れない。
本作も『着信アリ』がヒットしたから、AKBで二番煎じだ!的な"ヤケクソ感"が満々だ。

 

とはいえ、興味深い場面も。AKBらが手榴弾を囲い「こういう時って"靖国で合おう"で良いですか?」「靖国ってなんですか?スーパーですか?」と奇妙な会話をするシーン。羽原大介(脚本)の差し金か。
戦争を経験した世代が少なくなり、ネットで聞きかじった用語だけが流布する次世代への警鐘だろうか。

五井道子(星野みちる)の主題歌『僕の花』も素晴らしい。下手なAKB楽曲より好きかもしれない。男性陣の演技も良く、特に松田龍平伊勢谷友介は雰囲気があり、格好良かった。駄作では切り捨てられない。
アキバ発の"ならず者集団"らしい、奇天烈な約2時間の体験だった。勇気のある人は挑戦して欲しい。

ちなみに、AKBの最新シングル「BINGO!」は明るくて、良い曲だ。周りにはこちらをお勧めしたい。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------- 

 

馬インフルエンザ騒動は未だに収まらないが、ひとまず中央競馬は再開にこぎつけられた。

新潟記念は"新潟巧者"ヤマニンアラバスタを本命に。直線一気を期待したい。10,12,18辺りも面白そう。ダイイチアトムの成績は先物買いしたくなるが、亀谷氏が本命にするなど、過剰人気感は否めない。

キーンランドCは"JRAのCMでお馴染み"ブラックバースピン。(函館SSより)前残りの展開を期待する。

 

 

以上、当時のブログより。