『雑感』

稀に更新します。

勝負の新学期と勝負の新嘉坡決戦。

 

 

兵は国の大事、死生の地、存亡の道なり。

孫子の言葉である。戦争は国家の重大事であるから、くれぐれも慎重に対応しなければならない。
全くその通りである。そして、私たち受験生にも同じことが言える。戦争と受験は"利益を得るため"の行為だ。前者は人道に反しているが、後者は(他人を蹴落とす行為でも)ルールに則って、自由に参加を許されている。 

さて、孫子は赤字の出る戦争は許されないと説く。隋の煬帝、元のフビライ、旧日本軍は準備不足のまま他国に戦争を挑み、苦戦し長期化してしまい、国家滅亡の要因となった。大本営、神風、内紛等は欠片に過ぎない。
緻密な計画を立てずに何となく本番を迎えると、とんでもない目に遭う。そして、反省はしないのだろう。

孫子は「情報」を重んじていた。良質な情報を集めて、正確に整理&分析し、今後の方針を決定する。
受験も同じ。夜遅くまで勉強しても意味がない。加えて、必要な「情報」は教科書には載っていない。教職員に訪ねても成果は得られない。受験を効率よく制するには、希望する学校の先輩を利用するのが手っ取り早い。

すなわち「受験に勝つ」というのは、受験した学校に入り、次のステージに進むまでの経緯である。
入学しただけでは意味がない。ならば「その学校が自分に適しているか」の1点に絞り、情報を仕入れるべき。
校則はどうか?進学実績はどうか?休日はあるか?学校行事は面倒臭くないか?偏差値だけでは測れない部分…

外見は旧態依然としたスポーツ学校でも、実は帰宅部の校則は緩かったり、難関大に合格出来る環境だったり。逆に進学実績&ネームバリュー抜群でも、授業内容が粗雑&適当だったり、怪しい政治思想を叩き込まれたり。
そんな感じで…単に徹夜で勉強だけしても、将来には繋がらないと考えている。じっくり頑張りたい。

今年のシンガポール航空国際Cは「情報戦を制した」快挙ではないか。昨年に続き、日本馬の快挙となった。
ドバイシーマC2着のオラクルウエスト、昨年覇者コスモバルクを見ながらシャドウゲイト追走。緩い展開に。早目に押し上げたシャドウゲイトが直線入り口で先頭に立つと、追うコスモバルクを振り切り、見事完勝した。
3着には人気薄のドクターディーノ。K.ファロン騎手に代わって台頭するJ.ムルタ騎手が穴を開けた。

昨年のメルボルンCに続いて日本馬のワンツー。田中勝春騎手の好調が続いている。
これも「新たに日本馬の適性を見抜いた」岡田総帥率いるマイネル・コスモ勢。シャドウゲイト陣営の決断力に尽きる。もちろん日本競馬のレベルが高くなっている点も大きい。だからこそ、新たな道が開けて来ている。
南アメリカや北欧で日本馬が活躍する日が近いかもしれない。ユートピアの様に海外移籍も増えるだろう。

これから競馬も情報社会になっていきそうだ。楽しみであり、不安も有る。

 

 

以上、当時のブログより。