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『雑感』

稀に更新します。

ドバイ競走の感想と高松宮記念 2017年 予想

 

 

まさかの雨となったドバイミーティングは、アロゲートが出遅れから完勝する"衝撃"で幕を閉じました。

ロングリバーが逃げて淡々と流れる展開。ガンランナーが早目に仕掛けて4角突き離しに掛かるも、最後方からアロゲート捲って更にひと伸び。考えられる上で一番厳しい形を強いられ、いとも簡単にそれを乗り越える。

アメリカンファラオカリフォルニアクロームに続く"第三の矢"は、僅か3戦(BC,ペガサスWC,ドバイWC)で2頭に勝るほどの結果を残しました。紛れもなくアンブライドルズソング産駒"最後の最高傑作"と言えるでしょう。
追い切りを見ても、走法から格好良い。天性の身体を持つ馬で、血統的にも是非芝で見たいところ。

無念のリアルスティール直前取り消しで暗雲が立ち込めていた日本勢も、ヴィブロスドバイターフを優勝し、エピカリスUAEダービーで2着に健闘。特にヴィブロスは流石"マジックマン"J.モレイラの騎乗でした。
何と言っても"直線の進路取り"。応える馬も流石ですが、人馬共に素晴らしいパフォーマンス。エピカリスも、相手が強かったとはいえ、前走の苦しい勝ち方から挽回となる良い競馬だったかと(馬券買いたかったなぁ)。

雨の影響で砂はスピード決着、芝は地力決着という印象。馬券的にも興味深い開催になりましたね。
アルクォーツスプリントを勝ったザライトマンはロペデベガ産駒。ドバイターフ2着のエシエムがフットステップスインザサンド産駒。そして、シーマクラシックを勝ったジャックホブズはホーリング産駒。
血統面からも"道悪向き"が好走。逆に米独系は苦戦して、この辺り取捨選択はし易かった。反面参考外ですが。

ホーム開催のゴドルフィンは2勝。エピカリスを倒したサンダーストームは米戦線で通用するか楽しみですね。
見所の多いドバイミーティングでしたが、馬券の売れ行きも上々だった模様。正直"買い辛い"3レースだったと思います。来年はもう少し間口を広げて欲しいですが、アラブ馬限定戦のカハイラクラシックは無理です(笑)

 

さて、中央競馬高松宮記念。春のG1シーズンが始まります。
残念ながら生憎の天気。ここ数年は超高速馬場だったり、田んぼ馬場だったり、極端な印象ですね。 

 

 

高松宮記念
◎セイウンコウセイ
シュウジ
レッドファルクス,ソルヴェイグ
スノードラゴン,メラグラーナ,ワンスインナムーン,ラインスピリット
前列想定:トウショウピスト,セイウンコウセイ,ワンスインナムーン
⇒正直"雨"と知ったのは数時間前。馬場も変わるでしょうし、ゲート一つで展開も違うはず。
オーソドックスに前哨戦からの巻き返し組を狙いたい。セイウンコウセイは勝ち馬の決め手に屈するも良いスピードを見せた。ここに来て本格化した印象。中間"残念な事"もあったが、ネックは同型の多い点。
シュウジソルヴェイグも同様に前走から巻き返しが効きそう。其々ネックはあるが、上手く位置を取りたい。穴はスノードラゴンとラインスピリット。フィエロは高速良なら考えた。後は実績的にもレッドファルクス

 

 

マーチS
◎メイショウスミトモ
〇ピットボス
▲コスモカナディアン,ロンドンタウン
△アルタイル,リーゼントロック,ディアデルレイ,アスカノロマン
前列想定:ショウナンアポロン,アスカノロマン
昨年はショウナン単騎で見事なレース運び。今年はアスカノロマンがいるし、インカンテーションやコクスイセンもいる。そこに"捲り候補"のディアデルレイとリーゼントロック。となれば狙うは…皆まで言うな。
とはいえ、メイショウスミトモも乗り替わりが気がかり。ピットボス同様4,5着争いになりそうで怖い。

 

しかし、買いたい馬の鞍上がアレ。特に高松宮記念。大作何やってんだよ、ホント。
まぁ僕の信心が足りないだけなんでしょうけど。

 

中山牝馬S&フィリーズレビュー2017年予想

 

 

 

東日本大震災から6年が経ちました。

未だ復興行き届かず、一向に諸問題片付かない中で、世界に負けない(?)国内情勢。渦中の人間が発する妄言は面白くする価値も無し。与党の緩慢は野党(第1党&2党)やメディア以上に有権者の問題が大きいかも。

 

 

中山牝馬S
◎シャルール
マジックタイム
パールコード,デニムアンドルビー
△サンソヴール,トーセンビクトリー,ヒルノマテーラ
⇒例年通り、徐々に外寄り傾向。内外フラットに使える一方、後半決め手を活かしたい感じ。
プリメラアスールがハナを主張。サンソヴール、トーセンビクトリーとの争い。スロー展開からパールコードビッシュ、クインズミラーグロ(共に内枠から隊列次第)の動き次第。早仕掛け持続力or決め手勝負を想定。
☆シャルールで勝負してみたい。典ちゃんが「どっちに張るか」読めないけど、近2走は圧倒的適性&参考外。広い(直線)コースは合わない。後は序盤の出方で内3か最後方か。血統的にも道中スローなら好材料
マジックタイムは引退レース。外目から直線勝負。2走前は馬場と展開に合わず、それで0秒5差は悪くない。仕上げ調教で展開次第。パールコードは長く脚を使える分決め手は微妙。外から位置取ってもお釣りは不透明。穴は手広く軽斤+再加速系先行馬。逆ベクトルからはヒルノマテーラやフロンテアクイーンを一考したい。
デニムアンドルビービッシュは地力で克服。前者は機動力、後者は基礎SPで強調可。上記と逆展開なら。

 

 

フィリーズレビュー
ジューヌエコール
レーヌミノル
▲アズールムーン,アルミューテン
△ビーカーリー,フラウティスタ,ラーナアズーラ,シグルーン
阪神芝は高速条件。ディープ天国と化している。レーヌミノルは"我慢"どころ。アズールムーン石橋の"得意ぶり"に期待掛かる。ベルカプリやゴールドケープやジューヌエコールが追走し、基礎SP問われる展開を想定。こうなると、時計面で限界ある馬は厳しい。例年よりスピード血統(砂血統)を重視したい。
ジューヌエコールの安定感を重視。前走は伸び欠くも、地重い馬場と展開を考えれば仕方ない。休み明け調教も良く、血統的にも高速条件。不安要素は重賞人気馬に乗る北村友一くん。大野同様吹っ切れば良いのだが…。
レーヌミノルは外から当然前を取れる馬。次走を見据えて…というよりアズールムーンが「得意ぶる」場合に譲る意思と見る。浜中の誤仕掛けは怖いが、比較的持ち味を活かし易い。アズールムーンは「得意ぶり」次第。これぞ"片道燃料の一本気"という印象で基礎SPをフルに生かしたい。今の馬場は好機で記録達成の鞍上次第。
☆アルミューテンは例年なら本命候補。血統的に地力ある印象で、気性的に短距離しか走れない(モーリス同様転厩すれば?)が、近2走を評価。正直エースよりも川原で見たかった。ファンシミン系ビーカーリーも連下。
☆同じくフラウティスタやシグルーンも例年なら重視。いかにも3着っぽいが…その点ラーナアズーラやカラクレナイは現在の馬場向き(血統)。前者は鞍上isao.netで、後者は好調ミルコさん。馬名的にも秋か?

 

 

トリトンステークス
マテンロウハピネス
〇ビップライブリー
▲ラクアミ,トーセンデューク
△ロードセレリティ,レーヴムーン,ニシノラッシュ
⇒久々のラクアミとマテンロウハピネス。ゲート次第でマテンロウハピネスと淡々スローの匂い。
☆問題は馬場傾向。例年の超高速条件は見られないかも。それでもマテンロウハピネスを狙いたい。新馬時から期待された馬。高速適正の高さと基礎SPで押し切りたい。この辺りはラクアミ&ビップとの兼ね合いになる。
そのビップライブリーは序~中盤の位置取り次第。出負け多い馬の内枠戻りは怖い。トーセンデュークは前走脚余す競馬で再考可。ロードセレリティは前走再転入で勝つも正直相手普通。それならレーヴムーンの決め手を。

 

 

昇竜ステークス
◎シゲルコング
〇シゲルベンガルトラ
レヴァンテライオン,グッドヒューマー
△ブルベアバブーン,セイカチトセ,テイエムヒッタマゲ
⇒乾いた良馬場。地は軽い印象。千四なら差し決まる。アスタースウィングにハタノオヌールとシゲルコング。ダ替わり勢揃う。前走ヒヤシンス6着のグッドヒューマーも基礎SPは悪くない。
☆シゲルコングが実績的にも買いやすい。叩き短縮ローテで、エピカリスに潰された競走以外は安定して走る。
☆今年の3歳戦線はレベルが高そう。シゲルベンガルトラは鞍上交代も差し脚は確か。2走前「B」相当も好感。グッドヒューマーは前走苦しい形で0秒6差。中山良績は気になるも人気下がる様なら。ブルベアバブーンは大外だが、揉まれる形よりマシ。短縮でジリ脚解消狙う。レヴァンテライオンは馬体見て。砂馬とは思うが。
セイカチトセは末脚十分。九州馬テイエムヒッタマゲは2走前チェック馬も同型揃う今回はどうか…。

 

 

東風ステークス
◎ミッキージョイ
〇グレーターロンドン
ウインファビラス
△ダイワリベラル,ストーミーシー,シベリアンスパーブ
⇒ここはミッキージョイとミュゼエイリアンの方針次第。共にハナ狙う可能性を考慮したい。ウインとダイワが好位集団形成。グレーターロンドンが小細工をするとは考えにくい。ストーミーシー以下は「漁夫の利」狙い。
☆ミッキージョイの前走は(上がり最速とはいえ)参考外。最内枠で出たとこ勝負も、中山ならパフォーマンスを上げてくる可能性。現状グレーターロンドンの末脚を押さえ込むなら先行好位再加速しかない。一矢報いたい。
ウインファビラス中山牝馬Sを回避しての出走。適条件だが序~中盤ペース次第。決め手には屈する系。
ダイワリベラルは前走B着で0秒7差。良化一歩も適条件で再考したい。ロジチャリスは叩いてか。

 

 

甲南ステークス
◎コンセギール
〇シャイニービーム
▲ウインユニファイド
△カフェブリッツ,アドマイヤシャイ,サージェントバッジ
阪神砂は持続良条件。大型先行馬と差し馬セット。それだけにシンゼンレンジャー4着は腹が立った。コパノチャーリーら内3頭にコンセギール。中緩み想定。ウインユニファイドとサージェントバッジの動き出し重要。
☆オーソドックスに金蹄S組と伊丹S組の取捨を。コンセギールは外目先行。粘り強い大型馬なので何とかして欲しい。シャイニービームも同様だが鞍上以下略。ウインユニファイドとサージェントバッジは仕掛け次第。
アドマイヤシャイは隣馬が芝スタートで後手を踏む+息入る展開が欲しい。カフェブリッツの前走「B」相当は評価できるも半信半疑。隊列一つになりそうだが、キンシャサ産駒の連番は厳しいと見ているが…。

 

 

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阪神SJ
サンレイデューク
〇クリノダイコクテン
オジュウチョウサン,アップトゥデイト
△ティリアンパープル,グッドスカイ,オースミムーン
⇒唯一の"阪神3900m戦"。中山"大障害コース"程ではないが、非常にタフ。

阪神3900m戦
スタンド前・逆方向に長い直線を下る。ハードルを跳んでから"障害コース"突入。ダートを横切る。
広いコーナーを大回りしながら生垣を3つ跳ぶ。高い(最後は20cm低い)&間隔短い点に注意。
1周して中スタンド前を通過。3連続で生垣・水ごう・生垣を飛越。水ごうはポジションを落とす難所。
再び広いコーナー。生垣を1つ跳んで襷コース。この辺で先行馬は息が入る。
人工竹柵と竹柵の連続。人工竹柵の方が強度&密度高く、コーナリング直後で難易度は高い。
逆方向に転換。逆から生垣を3つ跳んで砂コースを横切り、最後の直線芝。ハードルを跳んで残り1F勝負。

②「大障害コース」に続く「難易度」
単純に長いが、障害の種類が豊富。高低差も激しい。飛越技術よりも姿勢を重視する。
障害コースは野芝のみで浅い。落馬の危険性が高く、空馬が離脱しにくい形状な分、不可抗力も考慮。
仕掛け所は基本的に「逆側から生垣を3つ跳んだ後」になる。3角~4角入りは砂コースで注意。
最後の直線にはハードル障害。残り1Fでの逆転は決まりにくい。一昨年は中盤から馬群凝縮で差し競馬。

アップトゥデイトは総合力の高い馬。飛越は慎重だが上手い。TS勝負に不安あり、脆さはないが詰め甘い。
ティリアンパープルは常にバテ差し。飛越自体は悪くない。後はスタートの悪さと右回り。
オースミムーン…基礎SPを活かす。飛越は慎重で折り合い重視。高田潤騎手にかかる。
オジュウチョウサン…激しい起伏&スタミナ面は無問題。飛越は慎重且つ確実タイプ。仕掛けが重要。
サンレイデューク屈腱炎明けを叩いて良化傾向。脚元も問題無さそうで、恐らくここ目標。相変わらずゲート&芝は課題ですが、後半のSP持続力&スタミナは高い。丁寧に飛越を重ねて、漁夫の利を狙いたい所。

 

弥生賞 2017年 予想

 

 

 

弥生賞
◎ダンビュライト
〇カデナ
▲グローブシアター,ダイワキャグニー
△ベストアプローチ,コマノインパルス,マイスタイル
⇒降雨の影響は大きく見られず、見た目ほど内外の差は感じない。ペース次第になるが、基本的にはスピード+持続力を重視したい。乾いて良馬場なら高速条件を得意とする馬にも多少目が出てきそう。
◇ディアシューターorマイスタイルが逃げると、中盤手を付けられない。ダンビュライトやダイワキャグニーが権利取りを狙い色気を出す可能性も。淡々スローor中緩みスローから末脚勝負。上がり性能だけは危険な匂い。
ダンビュライトは近2走チグハグな競馬。上積み期待薄も、既に末脚の破壊力は上位級。気難しく内枠に不安はあるが、明確な先行馬不在はルメール騎手も工夫し易いはず。血統的にも当該コースは楽しみ。 

カデナは近3走の内容を評価したい。上がり性能+持続力は最上位。急流展開で辛勝した京都2歳も「B」相当。血統面&回転力ある走法は東京向きの感じ。既に福永騎手は決定。末脚を計る形になるでしょう。
ダイワキャグニーはデビュー前から(評判高いも)半信半疑で近2走を見る限り切れ味と持続力は悪くなさそう。気性面の工夫と右回りへの不安。人気を考えても北村宏騎手は負荷が大変。強気に乗って欲しい。
コマノインパルスは機動力と持続力で上手く末脚を引き出す。ここは展開一つ。ベストアプローチはチグハグな競馬が続く。持続力は高いので血統的にも前哨戦なら。グローブシアターは新馬戦の破壊力を前走で活かせず。未だ素質だけで走っている印象。前走ほど地力が問われる事もないだろうし、ここは馬体を見て。

 

 

大阪城S
◎アストラエンブレム
〇アスカビレン
▲マキシマムドパリ
プロフェット,レコンダイト,ダンツキャンサー,ガリバルディ
阪神は差せる良馬場。ダンツプリウス、アストラエンブレム、プロフェットの出方次第。バッドボーイやレコンダイト先手有力なら奇策あっても。大阪城Sは有力馬が惜敗するレース。今年は混戦なので案外堅いかも。
アストラエンブレムは基礎SPと機動力で末脚を出し切る馬。自ら主導権を握りたい。アスカビレンは好条件。府中牝馬Sの競馬からもアストラ同様上位級の末脚。中緩みから早仕掛け展開になれば嵌まりそう。
プロフェットとレコンダイトは位置取りと鞍上次第。後はダンツキャンサーとガリバルディ
 

 

 

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オーシャンS
◎メラグラーナ
レッドアリオン
ブレイブスマッシュ
スノードラゴン,バクシンテイオー,ブラヴィッシモ,ナックビーナス
前列想定:ペイシャフェリス,ウインムート
◇内枠+内田替わりのペイシャフェリスと昇級初戦ウインムート。基礎SP的には前者有利だと思う。クリスマスとナックビーナスは強く押せないだろうし、トウショウピストは出足不安。先行馬揃うも例年より差せそう。
⇒メラグラーナを見極めたい。一戦毎に馬体は力強くなり、追い切りも良い。基本的に後傾展開で差し込む馬。オーシャンSは「力強い短距離馬」が好走する印象。右回りと直線詰まる危険性を踏まえて買いたい。

レッドアリオンは3走前G1で0秒5差。B着&短縮&田辺替わりは楽しみ。1200m戦なら後半勝負向きと見たい。ブレイブスマッシュは休養明け2走目で距離短縮(騎手箴言)になるが、気性と近走の伸びあぐね方を見ると良い気がする。位置取り含めて鞍上に期待。スノードラゴンは衰えていない。1400m戦からの短縮で再考する。
ブラヴィッシモは「怒りの連闘」になるが、悪くない条件。輸送減り懸念しつつ。クリスマスは2走前の大負けに目を瞑れば。あまり流れる展開は良くない。ナックビーナスは中山実績を重視。後は差し馬を手広く。

 


チューリップ賞
◎カワキタエンカ
リスグラシュー
ソウルスターリング
△ダノンディーヴァ,エントリーチケット,ミリッサ,アロンザモナ
前列想定:カワキタエンカ,ワールドフォーラブ
◇超スロー展開になり辛い競走ですが、外枠2頭が先行できる想定を考えると、今年は覚悟した方が良いかも。
⇒例年通り中緩み末脚勝負に前残り想定を加える。カワキタエンカは良馬場替わり+基礎SPで優位。前走は直線ロスもありアルアインに遅れを取った。いかにもトライアル血統。序盤エントリーチケットを押さえ込みたい。

リスグラシューは出負け後手後手の競馬でソウルスターリングに敗れた。共に状態は良さそう。ミリッサは競馬の幅を広げないと。血統適性は高め。ダノンディーヴァも力を出し切れていない。鞍上効果で期待する。

 

 

日本アカデミー賞のお話

 

 

ここ数年、日本アカデミー賞の「中途半端な存在感」が気になります。

大手映画会社配給の作品が受賞した時、海外の映画祭で賞を取った作品が受賞した時、独立系の評判高い作品が受賞した時で、それに対する世論が一貫していない点も気がかり。送受両者に都合良い反応が印象的です。
最も、これを「解消する」必要は無く、SNS普及等による価値判断の「揺らぎ」を払拭すれば変わるはず。

それよりも中途半端な存在感で、良くも悪くも権威や時代性に長けておらず、妙に業界臭く、妙に格式があり、結果受賞作品に偏りが生じる点が問題と感じます。また、ビートたけしさんの“各映画会社の持ち回り”発言を取り上げる大手メディアの意識、主催者側の血相を変えた反論にも違和感があります。賞の創設経緯及び会員・作品要項を踏まえて、過去北野映画に対する反応を見ると、持ち回りの良い悪いが“真”でない事は明白です。

他にも、裏方に贈られる賞の遍歴。上下関係の厳しい技術畑で、公平な投票は行われているのか。
また、本家アカデミー賞会員の渡辺謙さんが「とにかく映画を見ないといけない」と話していました。3000人~4000人近い会員が年会費2万円の会員証(フリーパス)を持っている日本の方。果たして何人が年間100本以上、映画を見ているのでしょうか。何人が会員証の使えないミニシアターに足を運んでいるのでしょうか。
当然暇人ではないから(とはいえ、サラリーマンでも年間100本以上見ている人は知っている)100本は無理でも、話題作や有名監督の作品に限らず、幅広く見て欲しい。映画認知の側面を考えても重要に感じます。

テレビ中継も行われ、劇場等で大々的に宣伝される日本国内の映画賞は日本アカデミー賞だけです。
少なくとも、高倉健擁する『幸福の黄色いハンカチ』が総なめにした1977年(初回)、五社英雄『陽暉楼』を巡る1983年、『海と毒薬』が無視された1986年より業界の体質はマシ(?)なはず。また踊る大捜査線』『半落ち』『東京タワー』が受賞した頃よりは観客の目も肥えており、映画を見る機会が少ない人たちに向けた賞の側面を再考した上で、民意と品位に欠ける偏り方を避ける事は可能なはず。
映画ファンには関係ない話ですが、毎年その意義や疑問が取り沙汰されるならば、もう少し掘り下げて欲しい。そう感じるのですが、大半の映画ファン以外にも「どうでも良い」話である事は何とも言えません。 

 

以下適当 

 

最優秀作品賞:◎シン・ゴジラ
⇒ノミネートが「東宝」「東宝(電通)」「松竹(博報堂)」「独立(博報堂)」「TBS(電通)」とか。
最優秀アニメーション作品賞:◎君の名は
⇒死んでも『この世界の片隅に』には渡さないでしょうね。
最優秀監督賞:◎李相日
⇒死んでも庵野には渡さないでしょうね。
最優秀脚本賞:◎新海誠
⇒絶対性を貫き多くの観客を魅了した訳だから。
最優秀主演男優賞:◎松山ケンイチ
⇒ここが安牌になりそう。ジャニーズに渡すと批判が。
最優秀主演女優賞:◎宮崎あおい
舟を編むで取れなかったし。ところで岡田君とは近い席なの?
最優秀助演男優賞:◎森山未來
⇒は、確かに良かった。『SCOOP!』リリーさんはもっと良かったけど。
最優秀助演女優賞:◎市川実日子
⇒「石原さとみを差し置いて」取るかは知らん。宮崎あおいが両取りで話題にするのは勘弁願いたい。

 

どうせ『怒り』が総なめするんだろうと、思っていますけどね…。